lie
lie / 初音ミクAppend Dark
作曲 : keifino
作詞 : めめ
誰もなんにも言わないで
知りたくないけど気付いてる
あなたの白さ焼きついて
何度も夢に見てしまう
むせるような花の匂いに
涙すらも落ちることなく
鈍い痛みだけがあなたの
やさしい嘘思い出させる
わからないの 今 私
悲しいのか それすらも
心は全部あげちゃったから
その白い棺の中
電子の鼓動ひたすら
追いかけてた夜
最期の言葉 今も
聞こえないまま
誰もなんにも言わないで
この身体だけが覚えてる
笑った顔 髪の香り
思い出にしてしまうなら
歩く私 この目に映る
世界 色を失くしていたの
それでも流れていく景色
あなたをつい探しては目を閉じるよ
わからないの もう 私
生きてるのか それさえ
繋いでいた手のあたたかさ
忘れるはずないのに
思い出すほど何故か
胸が苦しくて
冷たい海の底で
ただ眠りたい
口に出してしまえば
何もかも消えそうで
「さよなら」も「愛してる」も
ついに言えなかった
わかってるの 本当は
私だけが進むこと
名前を呼ぶやさしい声に
縋りはできないと
わかってるの 本当は
最期の愛の言葉を
まだ信じる勇気がないよ
だってもういないのに
だけど私その愛をきっと忘れられないまま
未来へ歩んでしまうのだろう
いつかあなたが愛してくれた
あの日の私に戻れるように
前のバージョンは一番初めに作ったものです。
雰囲気はほとんど変えずにリメイク。聴きやすくなってたらいいなー、と。
特に弦楽四重奏ならぬ弦楽九重奏という謎のストリングス構成にしてたのはさすがに気になった。