夕闇の中
歌 彼音いずむ
ガード下の吹き溜まり
怖いから避けて帰ろうか 信じてるの
街は影に飲み込まれ
深い藍色のカーテンを車掌が閉めるんだって
待ってくれないか ちょっと
そっとしておいて
せーので裸足になって
透明な傘を広げた
ヤツは一寸先で機を伺ってる
手をこまねくような
日々を抜け出したくて
僕は裸足で外に出るんだ
ガード下の吹き溜まり
怖いから避けて帰ろうか そこに居るの
フェンス越しの気分なら
痛い目を見るの知らないで ここに居るの
だって きっと砕けた正体は
残像だから
せーので裸足になって
光に手を伸ばした
ゴミの中に埋もれないように
手をこまねくような
日々を抜け出したくて
僕は裸足で外に出るんだ