プレリュード
ここじゃ無駄なんて気づいて遊離した世界を泳ぐ
息つく暇も無くて何かに誘われるように
そんな僕を見下ろしてる雲を掴むように
出来るはずもないのに気づかないフリをして
儚く消える光だと知っているのに
ずっと両手を伸ばしていたいんだ
曖昧なまま捉えられずにいるけど
ほら響かせるよ僕だけのプレリュード
僕が消えてしまって静かになる世界じゃない
指揮者をあざ笑うようにまた忙しく回るだけ
ただそうしてほんの少し隙間が生じるなら
そんな狭い空白に願いを唄えるかな
泡の様に壊れてしまう幻でも
いつまでも踏み込んでいたいんだ
掴めるはずない泡沫に込めた願いを
ずっと奏でるよ僕だけのプレリュード
押し殺しても零れ落ちてく擦れた声と混ざりあう願い
歪な形で届かないけど
儚く消える光だと知っているのに
ずっと両手を伸ばしていたいんだ
曖昧なまま捉えられずにいるけど
ほら響かせるよ僕だけのプレリュード
泡の様に壊れてしまう幻でも
いつまでも踏み込んでいたいんだ
掴めるはずない泡沫に込めた願いを
ずっと奏でるよ僕だけのプレリュード
ほら奏でるよ聴こえるかい