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親作品(0)

「夢よりも儚き世の中を」の創作に利用した作品

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【語り】
―時は平安 木々が生い茂る卯月の日 一年前に恋人を亡くし、一人喪に服す
女が一人
これは雅でありながらも燃えるような恋と共に生きた、一人の女流歌人の物語―
【サビ】
あらざらむ この世のほかの思い出に
いまひとたびのあふこともがな
私はもう 生きていられない
あの世への 思い出に貴方に逢い...

夢よりも儚き世の中を

奇跡木 妃

奇跡木 妃

和泉式部の日記の一部を歌詞にしてみました。

題材としてはかなり良いと思ったのもつかの間、それを文字に表す技術のない自分に嘆く始末。


なんだか続編とか書けそうな雰囲気なので、後を継いでくれる方募集中。
奇跡木はもう力尽きました。




サビとしては和泉式部や敦道親王が実際詠んだ歌を採用。
その次に奇跡木なりの(かなり自分勝手な)現代語訳を歌詞の一部としました。

補足として、橘の花は恋を連想させる花だとか。
ほととぎすは死の国からやってきたと言われていたそうです。

時代背景としては、和泉式部は敦道のお兄さんと恋をしていましたが、その方は亡くなられてしまいます。
悲しみに暮れている時、弟さんの敦道さんが和泉式部に橘の花をおくったそうです。

「兄貴の恋人に手を出したのか!?」
「それに和泉式部は応えちゃったのか!?」

と誤解をなさる方がいらっしゃると思いますが、時代が時代ですからね。

簡単に言ってしまうと、それが礼儀だったようです。
その後大恋愛に発展するのですけれどね^^

全て奇跡木の解釈・説明ですので、詳細を正確に知りたい方は、古典を勉強しましょう。
因みに奇跡木は古典苦手です。







AメロもBメロもよくわからんので、それぞれ一度しか登場してません。

「此処の部分いらねえ」
「もっと付け足したい」
「俺がもっと雰囲気ある歌詞にしてやんよ!」

って方、募集中です。