moon
夕焼けの時間帯に、電車とか乗ってて
建物の間から夕日が見え隠れしていて
実は本当に点滅しているのかもしれない
みたいなところからスタートしました。
やっぱり内向きになってしまうんですが
なんか気持ちいいんですよねぇ。
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「moon」
町並みの悪戯 点滅 夕焼け空
当たり前疑って 僕は僕を知る
自分の胸でさえ 街よりは暖かい
包まって うずくまって あなたを待って
人波に遊ばれ 漂う流れのまま
あなたのよう笑えない ボクの不自然
真夜中の孤独さえ街よりは愛おしい
過去も未来も 今日という永遠
ソフトフォーカスな風景画 ボクの風景
ホントも嘘もない世界
欠けてゆく月よ そのカケラ降り注いで
新月の晩ともに 溶けてしまいたい
幻が悲しみの 理由にならないくらい
曖昧に揺れるリズム 明日も知れない
足並みは単純で 幻滅 言葉の落ち葉
ゆるめに結んだ 靴紐につまづいて
人並みに 手伸ばして 分かりかけた向かうべき場所
ここじゃない何処か それだけは確か
アンユージュアル組み込んだ ボクは滑稽
ホントは何もない世界
満ちてゆく月よ その波が飲み込んだ
星屑となって 溶けてしまいたい
眠れない夜がいざなう 光のない朝
笑顔伝う涙は 今を生きる証
ソフトフォーカスな風景画 ボクの風景
ホントも嘘もない世界
欠けてゆく月よ そのカケラ降り注いで
新月の晩ともに 溶けてしまいたい
幻が悲しみの 理由にならないくらい
曖昧に揺れるリズム 明日も知れない