【初音ミクAppend】空想の街【オリジナル】
処女作のアレンジバージョンです。
空想の街
泣き虫鴉が、影に 呟く嘆きにも似てる
わたしのまぶたのうらの物語をただ愛した
変われないでいたんだよ。
ひとひとりも信じない。
弱虫すぎて
変わらない世界 地球の音
夕闇の中で蒼く 彩りを失うだけ
人が嫌いだった でももっと 私自身が嫌いで
「空想の街」に飛んで
無くしてしまうことより 最初から無いほうがいい
わたしがね集めて来たもの、影のないガラクタばっかり心の奥。
枯れてしまう桜見て 心の中繋ぎとめた
「終わらないで……!」
廻り始めた世界 自転の音
真夜中の静寂に溶け 悲しみは染みていくよ
見下ろした街に 泳いでく たくさんの人影達
「現実の街」に飛んで
死ぬのは無理だけど いつだって消えても良いと思ってた
私の事なんて 全部忘れて はじめからなかったみたいに
それでも、呼ぶのは 誰? 私を呼ぶのは?
だぁれ?
変わりゆく世界 見つけてく
しあわせを絵にしたような 現実を造っていくよ
あのビルを作り 音を紡ぎ この街をつくったのは
ちいさすぎる その指で