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「彼方へ【同詞異曲(制作)企画】【歌詞】」の創作に利用した作品

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赤い花びら 舞う丘で
明るく笑う 君に出逢った
橙に溶ける 夕陽背に
ばいばいと笑い 手を振った
黄色い丸い 月を見上げて
気になり周り 見回して
緑が揺れる 森の小路に
ひとりでぽつり 立ち竦んだ
君の居ない夜は こんなにも深すぎて
帰り道を見失い 僕は不可思議で...

彼方へ【同詞異曲(制作)企画】【歌詞】

藍流

藍流

『同じ歌詞から複数の作曲者が曲を作ったら、どれだけの違いがでるんだろう?』
そんなhiara様の呟きから生まれた、『同詞異曲(制作)企画』に提出した歌詞です。

・テーマは『虹』
・曲構成は『ABS-ABS-S』
・曲のイメージが限定されるような極端な詞はNG
以上3点を縛りとした作詞でした。

『虹』というテーマであれこれ連想して、「虹=七色=七つの色で歌詞を進めよう」と決定。
『数え歌』を作るように、色名と韻を踏んだりしてみました(所々苦しいけど←)
この為、今回はかつてなく『作った』なぁと思います(いつもは浮かんでくる詞を拾って整えるだけな感じなので)
虹の七色を織り込む事でテーマをクリアする、と方向付けたので、折角だしと「虹」という単語を直接出さないのをマイルールに追加してましたw

ストーリー的な意味でも、作曲班の自由度を上げるために色々に受け取れるよう調整。
何とも思っていないつもりだったけど想いに気付いた、だから伝えに行く、でもいいし、
別れた後で本当に想っていたと気付いた、だからやり直したい、でもいいし、
想いに気付いた時には既に遅く、もう再会はできない、けれど……、でもいいし、
失った=喪った、想う人は彼岸へと旅立ってしまった、でも通るようにしたつもり。
「雨の弓」はそのままレインボウであり、虹の橋の向こう=天国、的なニュアンスにもなるのです。
更に言えば、もう会えないけれど想い続ける、とも取れるし、
いつか(=来世で)また出逢えたら、とも取れるし、
虹の橋の向こうで会おう(=自分もそちらへ逝こう)、とも……。

これだけ意図的に『作る』のも初めてなら、テーマを貰って作詞というのも初めてで、良い経験になりました。
企画では第2回に参加する作曲者様・絵師様の募集をしているので、興味を持たれた方は是非!
※募集要項→ http://bit.ly/MP4HYo