トパアズ/ ft.MEIKO
MEIKOさんの誕生石のトパーズをモチーフにした曲です。彼女と過ごしてきた時間を、その中で一度も曇ることなく今も自分の中にある思いを込めました。
《歌詞》
神様の声が聞こえた頃に戻れたなら
貴方にもしも出会うことがなかったとしたら
ただ白く明るい五線譜の上に踊らす
インク痕は言葉を持つことはなかっただろう
空の流した涙と 陽光を纏う香りに 目を伏せた あなたの睫(まつげ)が伸ばした
影の形をいつまでも 覚えていたいと願った そんなナラティブに 僕は巣食われていた
きっと僕らの出会いは祝福だとか運命論なんかで語れるものじゃないけれど
熱を持たないトパーズを宿したような貴方を包む空気の名残が今も焼きついている
欠けた檸檬味の飴細工みたいな記憶を
貴方の舌の上で甘く溶かしておくれよ
どうか
どうか僕が只(ただ)の僕になった後でも貴方が
哀しみを歌うのは似合わないだろうから
光に透かしてみては シェリー色の夢を瞼が 落ちるまで語りあう 最後を望ませてよ
いつか僕が貴方のことを忘れてしまっても
何度だってアルバムのページを探してみせるから
貴方の声が途絶え尽きるまで此処にいるよ
僕が拍動を止めるときまで此処にいてよ