たとえばそれは繰り返し
架月さんの詞に曲をつけました。
弦楽七重奏+ミクさんです。
歌詞はこちら。
声も音も聞こえない
薄く開いた瞳の向こうに黒い闇を見た
青白い光がほとばしっていく
声を上げようとして、口を開く
空気を吸い込み一息ついた
下ろしていた手を肩ほどまでにあげてゆるりと空を切る
見つめる先は変わらない
そっと光に手をかざす
そこに集まるように光はどんどんと強く波打った
音もなく、声もなく
そこは静寂
無音の世界に光をかざす
薄い闇夜に道を示す
薄く開いた瞳を閉じて口を開く
冷たい空気を吸い込んで
無音の世界に音を宿す
口ずさむ旋律と響く声
深く沈んだ夜は終わる
強まる光と澄んだ声
響いて響いて
澄んだ音 響いた音の波のその終わり
声と音を飲み込んだ
訪れる淡い闇
ただただただ 繰り返す