(仮題)紙飛行機
作曲 ファンド(ぐへへP)
作詞 白王子P
淡い風 かすかな喧騒
ひとりペダルを踏み込んで
もういないぬくもりに
目がくらんだ午後はゆるく
線路挟んで 君が呼んでる
手を振った笑顔まだおぼえてるよ
どこへ行こうか あてもないけれど
「そうだ、あの橋の向こうまで、さ。」
空を走れ 紙飛行機
信じてた夢乗せて
電波塔をもっと上
追いかけた二人のその先へ
高架下 俯く僕はラジオ片手に立ちつくす
ひどいノイズ 痛いよ
壊れた音を集めてる
線香花火 弾けて消えた
君が好きだった小さな光を
やっぱり僕は好きになれないや
「そうだ、あの橋の向こうまで、さ。」
空を繋げ 紙飛行機
戻らない夢乗せて
電波塔のもっと上
いつか見た夜空の大輪を
空へ届け 紙飛行機
やがて時は止まって
ここで転んでた僕を
君は知らないままでいいから
空を走れ 紙飛行機
さよならも振り切って
電波塔をもっと上
追いかけた記憶のその先へ