シラギリ‐off vocal
『シラギリ』
生偽に塗れた 良質な嘯き
杜撰に並べて 啖呵を切って
あんたの嘆きは 条理を不している
最高に愛でたく、
愛しい“憎悪”が
切っても切っても去ってかないの
離れやしないな、
吐いて吐いて葬っても
感情は無いの。
“描いても描いても潰える賞賛”
全く全く滑稽ばっかじゃない！
「知らない」とかさ、
そういうのは飽いたよ。
最低だ！陳腐で信憑性はないな。
何千回疑っても
まだまだまだ狂ってるわ！
善良の悪夢と絶頂の奈落に
もう 堕ち込んでいる。
大義に隠れた 正当な嘘吐き
愚劣を捧げて 対価を知って
あんたの喚きは 存在を模している
最高に無様で 哀れな
“善意”が！
どうも脅威を恐れきって、浪。
それすらどうでもいいの。
塗っても縫っても 切り裂いてきて、
思考を食ってく非常な日常は！
もういいでしょう、
“希望”は消えたよ。
『愛とか幸に媚へつらって、生きてます！』
はぁ！？
最低だ！蕪雑で正当性すらないな。
何万回勘ぐっても
またまたまた狂ってくわ！
曖昧な視界と 蒙昧な知能でさ
朽ち果てて
る
あぁ、痛いな。
奇怪な“現”ほどいて
言いたいな。
非道な嘘はバラして
仕舞え
僕にはもう、
失うものはない。
どうせ
図太く冷めてかない
から。
にっちもさっちも 酔っては酩酊
満足しないな。
「ねえ？その泣き面どう真似てんの？」
あっちもこっちも 寄ってはメーデー
全然全然 間に合わないじゃんか！
まあ良いでしょう。
お別れの合図がさ、
今に、
来るはずだから。
最低に終わった悪夢に手をくべて
朦朧とした微睡みを、今
自堕落の底に
焼き付けて！
シラを切って、
さんざに結んだ 稚拙な感情を
今すぐにさ、潰してしまおう！！
「今更？」とか、
時効はないからさ。
どうせすぐに
消えてしまえるから！！
◎自由にご利用ください。
