オーガスト
[1]
それは 大きな大きな 海のある
とっても 小さな小さな この町で
僕らは出会い 恋に落ちて 甘く切なく
星の数だけ 愛の詩を 囁きあった
とっても 大きな大きな 空の下
とっても 小さな小さな 幸せは
カモメの唄に 祝福され 二人寄り添い
僕らの夏は永遠だと 信じていた
もう戻れぬ あの夏の日 君の笑顔 潮の匂い
思い出は 深く深く 胸の奥で そっと眠る
嗚呼 逢いたい 君に逢いたい
嗚呼 逢いたい 君に逢いたい
思い出の中の笑顔は いつまでも褪せる事無く
[2]
それは 小さな小さな この町で
僕らは 大きな 大きな 恋をした
でも二人には 違う夢が 違う未来が
そして互いに 傷つけ合う 若かったのさ
とっても 小さな小さな その声は
大きな 波間に 今にも 消えそうで
君の言葉と 僕の言葉 自信なさげで
夕日の色が 夏の終わり 告げに来てた
もし僕らが 結びあえぬ 星の定めた運命だとして
でも僕は願う もう一度だけ 君に会いたい あの日のように
嗚呼 逢いたい 君に逢いたい
嗚呼 逢いたい 君に逢いたい
臆病な僕の心を 受け止めて 君の瞳で
嗚呼 逢いたい 君に逢いたい
Tu lu lu lu lu ...