雫
雫
あの日君が零したこと その意味はまだ解らないけど
何度も使い古した言葉でもね 『愛している』から
暗い空 水溜に幾つもの波が出来て
頬(ほお)を伝う雫のさ 出処は雲かそれとも
沢山のメロディーを描(えが )いて表現することに
不自由はないけど 言葉が足りない
何度も使い古した言葉だけど 『愛している』
空へと祈りを乗せた でも雨音に掻き消されて
青色の常夜灯を見て 『青薔薇の色はこんなかな』
なんて言う君のその微笑みが理解出来ず
なんで同じ景色を見てるのに心が通じない
伝えようにも言葉が足りなくて
曇天の僅かな切れ間 そこに見つけた流星群
今なら届けられるって叫んだよ 『愛している』
暗い空 水溜に一つだけ波が出来た
頬(ほお)を伝う雫のさ 出処はなんて野暮か