【初音ミク】富士の高嶺【万葉集】-renewal-
作詞:山部宿禰赤人(万葉集 第3巻より)
作曲:のぞみまつき
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天地の別れし時ゆ 神さびて
高く貴き駿河なる富士の高嶺を
天の原振り放け見れば 渡る日の影も隠らひ 照る月の光も見えず
白雲もい行きはばかり 時じくぞ雪は降りける
語り継ぎ言ひ継ぎ行かむ 富士の高嶺は
田児の浦ゆ うち出でて見れば 真白にぞ
富士の高嶺に 雪は降りける
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◆ 万葉随一の叙景歌人として名高い山部赤人の長歌と反歌です。反歌のほうのメロディは「ショートソング」の題でニコ動にあげてあるもの。最初は長歌だけで終わるつもりだったんですが、思いのほかハマったので加えました。
◆ ショートソングを万葉集のみで再構成しようとネットで秀歌を探していたらこの歌に出会いました。ちょうど公式コラボの47都道府県ご当地楽曲を作りたいと思っていたので、静岡県人の私にとってはもう渡りに船って感じでしたw
◆ 新年ということと、富士山世界遺産登録運動への応援を兼ねてリメイク。
◆ 2016/1/3:オケの楽器とボーカルを差し替え。