優しい悪夢
眠れない 午前2時 今日も
夢に沿って歩く 海岸を
伝えたいよ あの日の事を
答えないイメージ
光彩に 目を瞑って
手のひらを差し出して
例えば僕が居なくなって
一人きりになったら
夢の果てに消え
僕はずっと君を想っていて
それは本当に僕の気持ちなの?
空白の夜に僕を放りだして
君の残像を追いかけてるんだ
瞳をぎゅっとずっと瞑っていて
記憶の残滓を深く愛している
頭を掻いても涙流しても
今の僕は第三者のように
それでも僕は愛してるんだって
全部言って終わったっていいや
夢なんていつか醒める物だから
この世の全部を僕が砕くんだ
最後の言葉 忘れたいつか
目を逸らし全部消えてしまった後
覚醒した世界に振り払って
僕等はずっと夢に溺れようよ