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「「Incongruous cage」」の創作に利用した作品

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俯いて　空虚な未来　離れた想いを
ここで今日も　また同じ夢を見てる
囁いて　小さな刺で　「もう、無理だよ。」
そして誰か　崩れていく心を　受け止めて
君との約束　たったひとつの　宝物になるために
作りあげたもの　躊躇いなく　ぜんぶ捨てられた
明かりを灯して　ふたり向き合い　ぽつんと何か呟けば
くすっ...

「Incongruous cage」

*解説や補足みたいなもの*
仮タイトルが「Inconsistency」（和訳：矛盾、不調和、不一致）
だったので、うまく釣り合いが取れていない様子を書こうと思いました。

とても狭い世界で生きている女の子のお話です。
大切なものをただひとつ手に入れられれば
それが”宝物”となり、自分もまたそうなることを望む。
（”恋人”がが人間関係において特性的に一番近い）

本当は駄目だと心のどこかで分かっていて
それでも全てに蓋をして関係を続けようとしてる感じです。

基本的に伏せがちな子なんですが
終わらす決意をして（s-3）から顔を上げます。
どんな形でも踏み出せば、物の見え方だって変わっていく。

ただ不安定なのではなく、人間らしさや芯の強さも出せたらいいな
と思いながら書きました。

http://piapro.jp/t/z_69
こちらに投稿させて頂きました。