さよならの数だけ強くなれる訳ないじゃん
何度でも、小さな痛みを思い出している。
歌詞
さよならの数だけ強くなれる訳ないじゃん
でも大丈夫、問題は特にないからね
忘れたいのにまだ忘れられないのは
胸に刺さったままの痛みのせいだよ
飲み干した思い出の味は
やけに苦くてまた一つ大人になった
結び目が固くなって解けないから
仕方無しに傷を増やした
さよならの数だけ強くなれる訳ないじゃん
でも大丈夫、かさぶたは残ったまま
いつの日か胸を張れるさ
だからもう大丈夫、大丈夫 問題は特にないからね
風が吹いたら涙の跡をそっと撫でて
赤いリボンの切れ端をまた捕まえに行こう
言葉だけでは分かり合えるはずもないから
思いの丈をかき鳴らした
さよならの数だけ強くなれる訳ないじゃん
でも大丈夫、ささくれは尖ったまま
いつの日か胸を張れるさ
だからもう大丈夫、大丈夫 問題は特にないからね
お揃いだったキーホルダー
すぐに枯れてしまった花束も
やがて魔法が解けたみたいに
特別じゃなくなるんだ