【歌愛ユキ】悲しき水の乙女
【悲しき水の乙女】
作詞=目白皐月様
作曲=白ヤギR
悲しき水の乙女 今日も水底で歌い続ける
悲しき水の乙女 去りし人を忘れられずに
あの人とであったのは
森の中小さな泉
水辺立つその姿
一目見て心うたれた
この胸に沸き起こる
熱い気持ちは何でしょう
この目から落ちるしずく
これは一体何でしょう
泉から現れて 想い人へ歌いかけた姿
響く涼やかな声 笑顔で若者手を取った
けれど時は過ぎ去り
愛した人はもういない
乙女の手に残るは
贈られた黄金(こがね)の指輪
この形見を捨て去って
全てを忘れてしまおうか
いいえそれはできないわ
想い出こそわたしの宝
指に輝き宿し 乙女は歌う過ぎ去りし時を
あの人が共にいた 悲しいけれど愛おしいの