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Aschenputzel' Rhapsodie

rainyday

rainyday

灰かぶりのラプソディ。


以下歌詞。

Aschenputzel' Rhapsodie

かすむ意識
ぼやけた日常
それでも心は
いつでも刺激を求めてる

暗い明日
這い寄る絶望
それでも想いは
希望に焦がれてる

夜の野原
伴奏もなく
四日月を相手に
優雅に舞う

引き攣るほど陳腐で愉快な
日常を抜け出して
いかしたリズムに静かな熱情乗せて
軽やかな旋回を決めるわ
――眼の眩むような賛美と拍手を
心の底で求めているけれど


重い手足
疲れた肉体
それでも身体は
焼け付く鼓動を求めてる

微笑みの裏に
隠した激情
それでも視線は
観客探してる

気怠い日々の
陰気な雑事
生ぬるい惰性に
苛々する

いつかきっと叶うと夢見る
ほんのささやかな望み
小洒落た舞曲に
優美なステップ踏んで
見る人を魅了させたいわ
――一度の機会を逃してしまえば
二度目なんてもう無いのだろうけれど


鏡に映った瞳には
ほのかな不安の翳り
このまま零時が来る前に
誰か魔法をかけて

艶やかな魅惑の口紅に
琥珀の髪飾り
乾いた純白より 湿った黒衣を――
しなやかな肢体の動き映えるように
硝子の靴より 黒革の靴を――
夜通し踊り続けられるように

――荒れ果てた世界に
咲く一輪の花
灰にまみれた姿で
誰にも知られず舞い散る――?

(そんなの、ごめんだわ)

今宵浴びるスポットライトは
一晩限りの舞台
明けて醒める夢 それでもいいじゃない?
あたしはそれで一向に構わない
永遠でなくていい 一瞬だけでいいの
明かりに照らされたいだけなの