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【S0】 "蜜色の髪が 縁どる頬 雪 その瞳(め)は蒼玉" さぁ叶わぬ私に恋をして しとどにあふれる血をとめて 【A1】 メイドが見つめる部屋の中 貴方は私の手を縛り 優しい眼差しで たわいない話を...
Helleborus
H-YASSY(やっしー)
「昔々、それはそれは美しい貴族令嬢がいました。 元々じゅうぶんに美しい少女でしたが、この容貌なら さらに高位の貴族、いや王族に見初められてもおかしくないはずだ。と、 両親は娘に「血を抜く事」を強要し、その肌の白さを、か細さをさらに際立てようとしました。 舞踏会の度に呼ばれる街医者。 (当時の医者、特に外科医は地位が低いものとされていました) 親に強要され、顔が青白くなるまで血を抜かれる。 幼かった少女にとってどれ程恐ろしく感じられる事だったでしょう。 しかしそのうち彼女はそれを嬉々として受けるようになります。 ─医者に恋してしまったから。」 初めて拝聴した際、『ゴシックホラー』『煌びやか』『白』『雪(冷たさ)』という印象を受けました。 そしてわりと早い段階で『クリスマスローズ』のイメージと、 『宮廷の中には血を抜いて、肌を青白くさせようとする女性達がいた』という データが出てきました。(私自身、このデータが自分の中から出てきて驚きました)。 クリスマスローズの別名、 ヘレボラス(Helleborus)は ギリシャ語で「殺す植物」という意味だそうです。 今回のダブルミーニングは「このままあわせて」(①合わせて②会わせて)と、 ヘレボラス=美しい貴族令嬢、だけをあらわしてるのでしょうか? です。 彼女は、高位の男性との結婚に興味はありませんでした。 が、嫁いでしまったら、彼との接点は無くなってしまう。 彼女は一生懸命自分を磨きあげ、親や周囲を操って その時を先延ばしにする事に成功していきました。 という事で作曲者様のテーマ回収。 今回の詞は下記のPotwi様の曲を元に作詞させて頂きました。ありがとうございました。 ↓ http://piapro.jp/t/jAeE