わたしはミーム -バルカンの梟-
nak-ami氏の名曲「わたしはミーム」を聞いて妄想を膨らませた結果がこれだよ! 編曲のみならず、歌詞も変造しているので二次創作とか再構築作品になります。とりあえず、nak-ami先生のお許しはいただけたようです…。
[歌詞]
うたが消えた村で
わたしはひとり佇む
月夜が照らす水辺で
語りべの記憶をたどる
わたしはミーム
枯れゆく木々を愛でるの
わたしはミーム
小鳥の帰りをただひたすらに
シロとクロとキイロの音
桃となり水にとける
蓄音機がみる夢を
そっと胸にしまいこむ
わたしはミーム
割れたレコード抱きしめ
わたしはミーム
吹雪の終わりをただひたすらに
しじまのかみ よをおおい
空は低く 鳥は飛ばず
水は苦く 土は痩せる
草木は腐り 人はひとり
独り
/
滅びた音は
ほころびた五線に
つむぐ者無く
つぐ者も亡き
/
魂(たま)を無くして 体は残り
枯れ木となりても この渇き
失せる事無く
…沈黙に抗(あらが)え声よ
Ah
わたしはミーム
凍てつく静寂のり超え
わたしはミーム
荒れ地を歩くのただひたすらに