月下忌憚
http://www.nicovideo.jp/watch/sm26015706
傾いた月がまるで
私を見下す
生かされている事実を
忘れるなと云う
帳が落ちた 静寂に咲いた
小さな花のように凛と在りたい
私が私でなくなっても
どうか どうか
気付かない振りをして
変わらずに愛すると誓うから
永遠(とわ)を生きよう
二人きり闇に迷いながら
君の中 喰い潰した
血色に魅せられ
青白い火を灯して
私自身(わたし)を知りたい
少しの嘘と 罪の意識は
いつしか寂しさが掻き消してゆく
此方へおいでと声がしてる
もっと もっと
現し身に刻みたい
君さえ側にいてくれるのなら
こんな常夜(ゆめ)も
間違いでないと思えるから
隠すように溶けるように逃れ着く
私が私でなくなっても
せめて せめて
記憶まで奪らないで
私が私でなくなっても
どうか どうか
気付かない振りをして
変わらずに愛すると誓うから
永遠(とわ)を生きよう
二人きり闇に迷いながら