【響震路】カミかくし【オリジナル】
どっちかといえば秋祭り?のような。
以下、歌詞です
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赤い指切りうたかたの
黄昏 小径に伸びる影
なつかし声色 幼き目
ああ あの子はいずこへ去ったのか
くるくる回るよ風車
キンモクセイらの花しぶき
約束千切った鳥の声
あれはいつの隠れ鬼
笑う狐の面を追いかけて
御社くぐり抜けた風の向こう
この世のはずれの宴は楽し
唇にひとさし指立てる
囃子の音におどけ炎揺れ
行燈 手からするり落ちていく
帰り道はさておきこちら側
さあ あなたもお面をかぶりましょう
招く紙垂(しで)が遊び 縄を解く
忘れられたもの 嘆き詠えば
歪められた記憶の片隅に
小さな凶歌(マガウタ)染め渡る
笑う狐の面を追いかけて
思い出の続きの隠れ鬼
九つめを数えたその刹那
静かな御社に一人立つ
夢は夢
現もまた
昨日も明日も一つに溶ける