タロット
変わりだす景色の表してた
意味が見えずに平凡な日々を
バカにしてた
届かぬ願いは夢の中で
いつの間にか明日は
過ぎ去ってた
本当に僕が望んでたのは
どんな姿で待ってるの?
タロットが教えたはずの未来は
どうして見えないんだろ?
示された幸せな“明日”が
明日になるとするなら
幸せだと僕は言えるのかな
約束を忘れられたなら
新しい明日を
自分の手で描いていたのにね
望みを置き去りにまでしたまま
タロットに埋もれて
見失っなった
前を見ることさえ
できないくらい
あまりにも道は光って
目がくらんでしまう
そんなときには
目を閉じて歩いてみる
示された幸せな“明日”が
偽りであったなら
「間違った」と僕は言うのかな
昔から気づいてたはずの
触れられぬものを
隠したまま描いていたノート
予定を書き込んだ日記を抱いた
デタラメなものだったけど
確かに僕でさえ書き替えられる
気付くことができたから
示された幸せな“明日”が
偽りになっても
幸せだと僕が言えるように
なんでも起こすことができる
新しい明日を
自分の手で描いていけるから