ビブリオの投稿作品一覧
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EverydayをSundayに
働きたくない
怠けるためにみんな生まれてくるのさ
EverydayをSundayに
働かないって素敵じゃないか
毎日うたって、毎日踊って暮らすのさ
EverydayをSundayに
ひなたぼっこがぼくのしゅみ
働かないと生きていけないなんておかしなことさ
Every...働きたくないでござる。
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働きたくないでござる。
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サタンの犬
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権力を我等に
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あいつはサタンの犬
ヒトラーの尻をしゃぶりながら
私たちの子供を殺す
悪魔に媚び諂う犬だ
地獄に帰れサタンの犬
今すぐ帰れサタンの犬
軍国主義の侵略者
その末裔たる私が言う
私たちの子供を殺して笑う
おまえはサタンの犬だ...サタンの犬
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風にふかれている
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排外主義に抗議する プラカードが揺れてる
あんなの意味ないよって君は笑うけれど
すべてのノイズを切り裂いて
それは私に届く
答えは道路の上 風に吹かれている
入管前でコールする 声が聞こえる
騒ぎたいだけの奴らだ 君は嗤うけれど
あらゆるノイズを貫いて
それは君にも届く
答えは道路の上 風に吹かれて...風にふかれている
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ねこをあがめよ
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世界を覆う憂鬱な気分
いいえ、それは気分だけじゃなくて
本当に起こっていること
君はひとりぼっち
なんにもできない
いいえ、いいえ
世界を飛び回る悲しみの粒
そう、それが私のからだの
奥深く突き刺さる
私は無力...いやな気分
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いやな気分
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おーばーどらいぶ
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ペルシャの子羊ムゥ
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地獄のマンディ
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春夜
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青い夜は出かけよう何処かへ
なめらかな風が頬を撫ぜてゆく
イヤフォンから聴こえる
ロックバンドが「愛しているぜ」と
私に歌う
横ぎる猫と見つめあう
おまえは独りぼっちで何処へ行く
あたまの奥で響いてる
ロックバンドは「愛しているぜ」と
何度も歌う...春夜
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エブリデイ
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きみが貧乏に怯えて暮らすのは
私が転落を恐れて生きるのは
すべて政治が間違っているからだ
ぶちこめシスター
ねじこめブラザー
次の選挙で落としてやる
憎しみが世界を塗りつぶして
きみと私は干からびて割れてゆく
あいつは何にもしないでのさばり続ける
ぶちこめシスター...ぶちこめシスター、ねじこめブラザー
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ぶちこめシスター、ねじこめブラザー
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ことばはいつも
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ミーのホールにユーのポールを
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あした晴れたら
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こんぶのように
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千手観音
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太陽の王様がぼくらを照らす
宇宙の法則に従ってやってくる
空はひび割れ海は干からびる
ぼくらは静かに枯れてゆく
宇宙の軌道にそって
ゆっくりと近づいてくる
まっしろな光がふりそそぐ
天使のように舞いおりる
音もなく影もないこのほしで
ぼくらは静かに砂になる...太陽の王様
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太陽の王様
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曇り空に鳩が鳴いて 地獄のマンディが始まる
人身事故に舌打ちする 地獄のマンディが走り出す
地獄のマンディが私を連れて行く
白いシャツに染みが広がる それは全部自分のせいだよと
慌てる君をせせら笑う 地獄のマンディが滲んでいく
地獄のマンディが君を汚す
地獄のマンディが君を連れて行く
耳の奥で鳩が鳴...地獄のマンディ
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風に吹かれて
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曇りのち雨 雨のち曇り
あいつを思うたび
湧き上がるこの怒り
深いリバーブの底から立ち上がる
オーバードライブが今夜も
頭のなかで鳴り響く
叩きつける 雨の夜に
私の邪魔をする
あいつをぶちのめす
渦巻くフランジャーの嵐猛り狂う...おーばーどらいぶ
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おっさんが終わる
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ペルシャの子羊ムゥ 薔薇の花園でムゥ
ああ、むせかえる春の匂い
夢を見ている
長い猫に巻きつかれ
空飛ぶ 風の匂い
紅茶を一口ムゥ 溜息一つムゥ
ああ、誰かに呼ばれている
夢を見ている
虹色の街の向こう
銀色うさぎが赤い目で...ペルシャの子羊ムゥ
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戦争に反対するのは
平和に暮らす私がすべきことだ
戦争を止める その意思を
平和にぼけた私があいつに示す
戦争をやめろ
何度でも何度でも私は言う
無駄じゃない意味がある
何度でも言え
プーチンがウクライナを侵略している
私たちはあいつを倒さねばならない...戦争に反対するのは
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戦争に反対するのは
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最初に雉がたまを突く
次に犬がかぶりつく
仕上げは猿だ
思うさま握りつぶす
おっさんは終わる 平和が世界に訪れる
今度は馬がたまを蹴り飛ばす
猛り狂う牛 踏みにじる
最後は猿だ
思い切り握りつぶす
おっさんが終わる 平和が世界に訪れる...おっさんが終わる
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ロボットだったのか!?
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丘の上のももいろの家
若い男が出たり入ったり
出るかとおもえばまた入る
入るかとおもえばまた出てくる
ももいろの窓から顔出す女に
聞いてみたんだ
「ねぇ、あんたらいったいどっからきたのさ?」
「そんで、なにをしてんのさ?」
女はわたしを見つめて言う
じっとわたしを見つめて言う...ももいろの家