Mizuikeの投稿作品一覧
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君と僕は何なの?
他人なの恋人なの?
野良猫が二人の間を
横切って消えていく
あー 季節も感じない
あー 君は寒いと言う
あー そういえば今は木枯らし
吹いていたみたい
あー 近いのか遠いかも
わからなくなってる...君と僕は何なの?
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「占いは信じない
嘘つきのたわ言さ」
「そんなことありません
必ずや当てましょう」
ケンカする君と僕
同じ日に生まれてる
血液型も同じだし
似てるのは認めよう
どうしてもふたりとも
素直にはなれないよ...タロットフィーバー
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夏の終わり 君が言った
「スイカ割りがしたいよ」と
小さな浜辺 君とふたり
大きなスイカ抱え込んで
目隠しつけて回ってる
そんな君が愛しくて
君と回る くるくる回る
千鳥足でふらついて
けらけら笑う それこそが
恋なんだと思っていた...まわるとはねる
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あー 君のこと考えて今も眠れない
あー 夜になる さみしくていつも眠れない
あー その仕草思い出し不意に震えてる
あー その香り探してる いつも震えてる
「ばかみたい」そんな言葉で罵ってよ ねえ
嘘みたい こんなに苦しいなんて
君の声が
聞こえない
聞こえない
聞こえない...聞こえないよ
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君が見た夢を僕が食べたげる
逃げても無駄だよ ほらもうすぐそこ
君の名前とか忘れさせたげる
泣いても駄目だよ ほらもうさよなら
意味のないことが楽しくなるのよ
バクバクバク わたしはバクです
夢を食べて生きています
バクバクバクと食べられた人は
どうなったって知ったこっちゃない
パクパクパク あなた...わたしはバクです
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僕らはきっと知らんぷり
公園で見かけたって
僕らはずっと知らんぷり
交差点すれ違って
そりゃもうさ あたりまえさ
名前さえ知らないのに
それでもさつながりたい
見ず知らずのあなたと
歌を作るんだ
ぼくとあなたのために...つながりたいよつながりたい
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君は僕のこと覚えてるかな
僕は君のこと忘れちゃったよ
君のその姿 幻のよう
肌の感触も薄れていくよ
ほんとに僕の隣りにいたの?
愛されたことも
愛されたことも
愛されたことも
忘れていくよ
幻のように君は消えてった...忘れていくよ
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こっちを見てよ
君を魔法にかけたげる
そっち見ないでよ
君の魔法が解けるから
こっちを見てよ
僕を魔法にかけてくれ
そっち見ないでよ
僕の魔法が消えるから
あるがままのように
生きられたらいいな...魔法修行中
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君の目に僕は映っているの?
僕の存在を証明してよ
僕の目に君は映っているよ
何回でも証明したいんだ
君が生きている定理はなんだ
君の公式を教えてくれよ
君がそばにいる公理わからない
千回でも証明したいのに
君×僕÷世界の不思議
その答えはまた今度...証明できない
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ある日僕は風の中で
君とふたり歩いていた
君は少し震えていて
まるで泳いでいるみたい
それを僕は見つめていて
綺麗だなと思っていた
そしていつか愛おしいと
君のことを感じていた
それが恋の始まりだと
気づいたとき世界が...魚になって
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君のことを教えてよ
弱いままの僕だけど
知りたい 知りたい
君の細い髪がなびく
それは美しい光景
憧れたんだ
走り出したら止まらないよ
僕の心が飛び出すよ
こんな気持ちの届け方が
わからないよ...配達人見習
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君には知らないこと
たくさんあるだろう
僕にも知らないこと
教えてほしいんだ
君なら秘密のこと
たくさん抱えてる
僕には秘密のこと
なくしてほしいんだ
空を見上げれば流れ星
それはそれは光って見えた...光って見えた
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明日見たくなくて僕は誤魔化してる
空缶蹴っ飛ばして僕は叫んでいた
歩き疲れちゃって僕は立ちすくんだ
空き箱へこませて僕は喚いていた
そんなことばかり続いていると
自分のことが嫌いになる
「さよならだね」と君は言った
「しかたがない」と頷いた
「なんでだよ!」って言えなかった
雨が降った...天気希望
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僕にはちょっと早すぎたね
回る回る回り続けていく
君とはちょっと違うからね
踊る踊る踊ってるんだ
昨日はちょっと早すぎたね
躱す躱す躱し続けていく
恋とはちょっと違うけどね
触る触る触ってるんだ
悪魔の声は無視しちゃおうよ
あくまで君と話したい...ダンシンオーナイ
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君が手にしたものの数だけ僕は不幸になるよ
君が話したことの数だけ僕は泣いているよ
君が目にしたものの数だけ僕は見えなくなる
君が覚えたことの数だけ僕は失うんだ
それでも構わないから僕のこと見てよ ねえ
会いたいなんて信じてる
大体なんもわからない
解体した心の中では
毎回全部壊れてる
簡単だってごま...会いたいなんて信じてる
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君はなぞる 夏の雫
それは甘く切なく
きらめくきらめく
涼しい風が頬を撫でる
少しくすぐったくて
笑ったんだ
海の底であなたと踊る
「私だけ見て」君は笑う
空の上であなたと踊る
もう少しだけこのままでいて...ダンス・ダンス・ダンス
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明かりもないとわかりました
手紙来ないとわかりました
飴玉ないとわかりました
わかりましたよわかりましたよ
羊いないとわかりました
電話来ないとわかりました
明日はないとわかりました
わかりましたよわかりましたよ
昨日は晴れたって忘れたよ
愛してよ...どうぞよろしく
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愛しあうことでさえ
僕にはわからない
恋しあうことでさえ
僕にはわからない
笑いあうことでさえ
僕にはわからない
許しあうことでさえ
僕にはわからない
あるがままのほうが
楽しいの?...目を合わせたなら
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相変わらずの世界の中で
僕はそれを呪っていた
相変わらずの世界の中で
寒い寒い寒くて死にそう
相変わらずの世界の中で
僕は君と踊っていた
相変わらずの世界の中で
暑い暑い暑くてもう嫌だ
相変わらずの世界の中で
僕はそれを叫んでいた...わかりあってみたいの
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愛を知りたい恋を知りたい
知りたいことだけ知りたい知りたい
歌を知りたい夢を知りたい
知りたいことだけ知りたい知りたい
損を知りたい得を知りたい
知りたいことだけ知りたい知りたい
外を知りたい中を知りたい
知りたいことだけ知りたい知りたい
毒を知りたい薬を知りたい
知りたいことだけ知りたい知りたい...知りたい知りたい
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夜が好き?って訊いてみたらば
君は笑って頷いた
チョコが好き?って訊いてみたらば
君はポケット取り出した
愛の言葉なんて知らないからさ
ドキドキワクワクすることだけが
僕から君へのプレゼント
君とふたり冒険しよう
月の下でレッツパーティナウ!
君とふたり一緒ならさ...レッツパーティナウ!
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君だけ見つめてる
この世もわからずに
笑いもしないのね
気づけば海の底
愛のこともわからなくなって
僕は消える消える消える
明日笑うから今だけ泣かせて
明日歌うから今だけ休ませて
明日目覚めるから今だけ寝かせて
明日消えるから今だけ許して...くれないよね
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君のことを信じていたんだ
愛のことも信じていたんだ
夢の先を信じていたんだ
君の言葉信じないで
暗闇から手を伸ばして
恋の言葉拾い上げたんだ
夢の先に何がなくとも
そんなことは知っているさ
相変わらずが頬を濡らして
君の声だけ響いているよ...幻だった