飲んだくれの亀の投稿作品一覧

君の光反射しても照らせない新月の私
上って消えるまで誰にも気づかれづ
暗い夜空にひときわ暗く
見えない見えない見えない
ここは誰私はどこへ
そしてみんないない

死に沈むシニシズム日が西に沈む
軋む脳裏心奥に遠いペシミズム
今日も一人部屋で一人ただただ佇む
霞む記憶弾む臓腑朽ちる長身痩躯
揺れる旗煙る朝見えぬ青空
赤い月固い土晴れぬ脳裏
心沈ませ暗がり一人
部屋立ち込めるくすんだ匂い
旗に手を伸ばす
背を蹴飛ばされる...

さあ跪け
さあ傅け
あなたの首輪の持ち主の名前を言ってごらんなさい
私の目を見ていってごらんなさい
さあ冒せ
さあ侵せ
さあ犯せ
反逆せよ反抗せよ
抗え抗い続けてごらんなさい
それがあなたの役目なのよ...

煮え煮えぐつぐつ脳髄とろけるチーズ
回る回る回りまわるマインドめぐり合う
クイックターン決めた白いかばはサウスポー
気をつけろやつは純血主義者
琥珀の液体のど潤し臓腑にしみ脳を溶かす
犯す侵す冒す擱かす
黄緑の間緑風景気味悪い
君の白身に瞳が困憊
繰り返す言霊の反響滅することがいい
朽ち果てぬ最果て...

腐りかけの頭を抱えて駆け足駆け足
早くあの人に会わなくちゃ
早くあの人に会わなくちゃ
私が私でいるうちに私が私でいるうちに
そういえばこのかぎなれないにおいは何かしら
花のような果物のような
何かが熟し熟れきったにおい
いいにおいなのだけど少し香りがきついわね
あら、これって私のにおい
知らなかった...

ある朝笑顔のピエロが私に話しかけたの
こんにちはお嬢さん。今日はどちらまでゆかれますか
私はキャンディを三つ差し出してこういったは
空の彼方へ、これで行けるところまで行って頂戴
ピエロは愉快にうなずきご自慢のビートルをだす
黄色いカブトムシは荒野の向こうに煙を吐きだす
ぐんぐんぐんぐん加速していくの...

青い空に黄色い太陽
気持ち悪いただ気持ち悪い
ただ空にあせりただ太陽におびえ
暗いところを僕は探す
ほの暗いここは落ち着く
ここはどこだろうここはどこだろう
公園の中を歩いて
人目を避けて歩いてきて
たどり着いたのがここだっただけ
ただおきてるが怖くて...

にび色の空から無数の雨
雨雨雨雨雨
流れる落ちるみずみずみず
水滴の落ちる音が鼓膜を刺激
脳髄を侵食する無数の雨
雨の音雨の色雨のにおい雨の質感
ずぶぬれの心に火はともらず
さめて冷える頭と体
脳髄の奥からあふれる雨音
流れる落ちる下る消える壊れる...

死に沈むシニシズム日が西に沈む
軋む脳裏心奥に遠いペシミズム
今日も一人部屋で一人ただただ佇む
霞む記憶弾む臓腑朽ちる長身痩躯
揺れる旗煙る朝見えぬ青空
赤い月固い土晴れぬ脳裏
心沈ませ暗がり一人
部屋立ち込めるくすんだ匂い
旗に手を伸ばす
背を蹴飛ばされる...

僕のその道化師の役は
演じているの？
演じれているの？
僕の役目は一体何かな？
人を笑わせることなのかな？
人に笑われることなのかな？
人にあざけられることなのかな？
君のこと見ているのはどこかな？
誰が君を笑ってるいるのかな？
・・・誰か君を見ているのかな？...

一体どこまで進んだかわからなくなる
道はまだまだ続くけれどもさきはまだまだみえやしないや
少しづつ少しづつ少しづつ時に躓き転んで一休み
寄り道だらけの旅路も悪くない
まえみてすすんでいこうよ
少しづつ進んで行こうよ
いつか、どこかにたどりつけるはずさ
無駄な道なんてない
きっとない
目的地まで最短ル...

きれいだねマジきれいだね
その言葉本当きれいだね
本当かねえ本当かね
ほっとかねえとか本当かね
確かにすげえきれいだね
嫌えだねとかいえるわけね
だけどそいつはきれいかね？
非礼はねえし否定できねえ
だけどそいつはほんとかねえ？
いえいえ疑いだなんて滅相もねえ...