秘密カ条

「逃避行しちゃおうぜ」 君の言った言葉にときめいた 堅苦しいものなしにして ふたりで居れたらいいかな。 なんて、思ってみたりもしちゃったり 夢見て砕けて何回目 だからうまくいかないの 移り気な気持ちままにして 後ろなんてみたくない 好きになっちゃったから しかたないよね たった二人の秘密カ条 なにも決め事なんて なくて 好きになっちゃだめだった わかってたのに たった一人の恋劇場 そこになんにも ないけどさ 「あなたのことが好きなんです」 君に言えるわけない言葉 堅苦しいものに縛られて ふたりでいるのも許されない。 声を、聴けたらそれでよかっのに 夢見て砕けて何回目 だからうまくいかないの 結局ドツボにはまっちゃって バカみたいなわたし 好きになっちゃったから しかたないけど たった二人の秘密カ条 もちろんいきつくとこは なくて 好きになっちゃだめだった わかってたのに たった一人の恋劇場 そこになにかは あったのかな 君の声があったから その手があったから 私は前を向ける気がしてた でもちゃんとしなきゃな ちゃんと立たなきゃな 前を一人でも向こう 好きになっちゃだめだった わかってたのに たった一人の恋劇場 そこには小さい 光があった