とまとまとさん

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  • 和沙

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あいのうた

だいすきだよ だいすきだよ 誰よりもきみがだいすきだよ 生まれてはじめて あいされること、知りました 笑顔が眩しい、きみが教えてくれました 大きな手のひらで、ぼくの心ごと包んで 名前を呼んでくれる きみが教えてくれました 七回目の誕生日 きみがくれたおめでとうを ぼくはまだ覚えているよ 大切な宝物 真っ白な紙の束と カラフルな色の鉛筆と 「おめでとう」のきみの笑顔 「ありがとう」のきみの笑顔 だいすきだよ だいすきだよ 誰よりもきみがだいすきだよ だからずっと、一緒にいたいな だからずっと、傍にいてね たくさん絵を描くと、きみは喜んだから 空、海、草、花、きみ 色々なものを描きました パレットの上に並べた色は、まるで虹のようで きみに似合う色はなんだろうと、胸が踊った たくさんの賞を取ったけど、そんなのどうだって良かったんだ ただ「おめでとう」って笑う きみを見ることが嬉しかった きみがくれた世界の美しさ きみがいる世界のあたたかさを どうすればきみに伝わるのかな 白い世界に色を走らせた 雨上がりの空の碧さも 道端に咲く花の可憐さも きみが教えてくれたから きらきら 七色に輝くんだ 出来たてのケーキを持って 「おやつだよ」ときみが言う そんな日が当たり前で そんな日々が幸せだったんだ ある日きみは帰って来なくて ぼくはだれかに呼ばれた 白いベッドの上に、傷だらけのきみが座っていた 知らない大人の人たちが、ぼくに指を差して きみは戸惑った顔で、困ったよう笑った 『きみは、だれ?』 あのね、あのね、ぼく、まだきみに 「おかえり」を言ってなかったんだ 一度だって、声に出して 「おかえり」を言ってなかったんだ だから、きみは居なくなったのかな 帰って来なくなっちゃったのかな ああ、なんだか、胸が苦しいな 今日はもう、眠ってしまいたいな 眠っちゃおう 目が覚めたらきみが座っていて ぼくの手を手のひらが握ってた ぼくの名前をきみが呼んだんだ 確かに今「  」って呼んだんだ ああ、なんて幸せな夢だろう もうぼやけて何も見えないけど あたたかい手のひらを握って 今度こそきみに言わなくちゃ 今度こそちゃんとおかえりって 言えたかな 誰に愛されない日々だって きみが居たから忘れられたんだ きみが「すき」だと言ってくれたから ぼくは寂しくならなかったんだ だいすきだよ だいすきだよ 誰よりもきみがだいすきだよ だからぼくのために泣かないで きみの笑う顔がすきなんだ また、春が来て夏と秋が来て 冬が来てまた春と夏が来て いつか、いつか、きみと会えたら、… しあわせだったよ だいすきだよ、×××

投稿日時 : 2012/09/14 23:16
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