http://popopotto.seesaa.net/ 「詩」しかありませんが、お暇つぶしにどうぞです。
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高い高いあの山の
くるりまわった裏側に
ひとりの姫が住むという
白くて細い足と腕
真っ黒お目めは何うつす
日がな一日お外を見ては
焦がれたおのこを待つという
百夜通えば心を許す
契りを交わしたあの日から
あぁ幾年が過ぎたのか...泣き姫~百世の恋の物語~
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秋桜(こすもす) つんで
心を 移す
紅葉(こうよう) 揺れて
私を 包む
つないだ手が 離れたわけを
もうずっと ずっと
考えている
ねぇ 貴方 お元気ですか
また あの季節と なりました
天に向かう 枝のように...居待ち月
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弱虫毛虫で 三日坊主
あまりにそれは ひどいんじゃない?
昨日に言ったあの言葉
今日の午後にはもう撤回
心頭滅却 火もまたすずし
ほらほらホント 意気地なしよね!
私のためなら何でも
こなしてあげるって いったデショ
へっぴり腰 すぐに泣く!
もういい加減に しなさいよ!...OH-EN-KA!
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広い夜空に手をあわせ
貴方がいつも幸せですように
子供だましのお祈り遊び
一つ願いを結びます
人よりも少し早くに
大人になった貴方が泣かぬ様
月騙しの森の奥深く
ひとつ思いを咲かせます
前だけ向いて
『私がいるわ』...花*花
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丘からの風が弱くなる
もう直ぐ夕暮れ
空の色 照れたように
赤く赤く染まってゆく
遠くから僕を呼ぶ声
波の音を聞きながら
テトラポットに飛び移る
まだ帰らない 帰せない
僕は 見つけていない
まだ返せない 返さない...家路~ずっとずっと一緒に帰ろう~
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縁側 湧き出づる雲 風鈴の音
まだ日は高く 夜は遠い
空をひらめく つばめのように
まとめた髪が 風に遊ぶ
夏帯 そろいの着物 藤椅子の上
明日約束の 朝顔市
はかったように 七夕の夜
久方ぶりに 貴方に逢える
ちゃんと待ってると 指切りしたね
あの時買った 朝顔は もうこんなに大きくなって...あさがお
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暖かな海を 抱(いだ)いて 眠れ
深く昏(くら)い 水底では
私が静かに待っている
待つことを辞めるのが怖いだけ
水に溶けそうな水中花
暖かく広大な海は
私の肺を押しつぶす
ただ静かに咲いているだけの花
例えば貴方の長い旅の
道しるべになれればと...水中花
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ごー★なう
ろりぽっぷ すたぁ
ちぇんじ★ひあ
じゃんぴんぐ あーす
おぼえたての えいごで
あたしまいにち はしゃいですごすの
いつか そらに うかぶ
あの くもを つかむ ひ まで
あめがふりそうな おもたいそら
あといちじかんで なきだしちゃうって ママとテレビがいっていたわ...とびだしちゃえ!