隼間　妃伎菜

真夜中に蝶が踊る
リズムに合わせて舞い踊る
花(あなた)と共に踊れるなら
今すぐに焼かれて死んでもいい
二人で夜が明けるまで　果てる夢を見るの
命尽きる早さが　二人の愛の短さ
花のように　蝶のように
美しく咲き躍り狂う
夢では二人　舞踏人形(ドール)
愛のまま　夢のまま...

希望の光が見えている　とても遠い場所だけど
何時しか見えなくなっていて　希望が絶望へと変わった・・・
けれど追いかけていたいんだ　自分のペースで歩くんだ
転んでも、立ち止まっても見えるように
自分だけを「導く光」
だから、作ってしまおう
逃げないように檻の中で　自分だけの「導く光」
遠くに見える光よ...

さぁ　歩きましょう　遠い先の未来まで
さぁ　進みましょう　終点(おわり)の無いこの道を
さぁ　選びましょう　どちらの道を行くかを
さぁ　迷いましょう　心の中の「迷いの森」で
「歩くこと」は　大事な事
だって　成長する事だから
「迷うこと」も　大事な事
どんなに小さな事だって　悩む事だから
とても　あ...

伝えたい言葉　募ってゆく
共に歩んだ道　その時の会話も
全部覚えているよ
昨日の事のように
笑いあった分だけ寂しい気がする
一緒にいた時間＜とき＞が愛しくなる
思い出せないけど恋とは違うけど
ずっと好きだったんだ
遠恋のような　切ない気持ち
会えない分だけ　思い出してしまう...

茜色の雲に　抱かれて眠ろう
夕暮れの切なさが　胸を締め付ける
温い風に吹かれ　流れる優しさ
春と秋の暮れに　ほんのり思い出す
暖かな昨日は過ぎ　今日はお別れ
さよなら？　どうして？
何て言えばいいの？
寂しい夜に　眠れない夜に
君がいないと気づいて　泣きたくなる
夏の雨音　涙を隠して...