作品一覧
その他
オンガク
冷たい朝の凍った様な空気が 窓を開けて怒鳴り込んで来る 私は そんな慌しさをぼんやりと眺めていた ブーツを履いて鞄を肩に掛ける間 窓の外が騒がしくなる 私は そんな慌しさをぼんやりと眺めていた 近づく季節の終わりなのにずっと何かを抱えたまま 例えば過ぎ去った時間の中で同じ夢を見ていた...
明日へ駆ける雨傘