初心者です、超が付くくらいの ふざけたりもしますがよろしくお願いします アイコンはmeltyさんに描いてもらいました 寝暗感が素晴らしく自分に似てます
プロフィールを見る投稿作品16作品
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夜な夜なチラつく夢現
欲に塗れた群像劇
雑に集まる烏合の衆
見てると思わず口塞ぐ
裏のある笑顔を向けんな
表の顔に唾吐くぞ
平常?平凡?平気な心臓メーター
そんなのとうに壊れてんだ
フルスロットルで振り翳せ
kill You kill You...パーセンテージ・パージ
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いつから寂しくなったか
聞こえるはずない淡い声
ようこそ小さな待合室
揃って邪悪な仮面下
気取った言葉を贈ろう
今日も濁ったお世辞を吐いてさ
迷った挙句出した答えは
味気なく熔けていった
儚く散ったその笑顔が
なんだか急に寂しくなって...シガーポケット
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暮れた街を涙が覆った
どうして泣いてるの
答えを教えてよ
肌寒い地下鉄のホームで
この曲を聞いたね
タイトルは覚えてないけど
歌詞は今の僕達みたいだった
楽しかったよね
一緒の夢を見たよね
薄暗い部屋に息がこもった...君の歌
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君が握ったその手は
きっと大事にされたんだろうな
仮にその手が私なら
あなたをそんな醜い顔にさせないだろうな
あなたが買ったその花
花柄の花瓶に生けられて
誰も水を入れないから
私がそっと花に水をやった
そして彼が言った
虚空と焦燥が混じって叫んだ...そこに置かれた後悔をあなたは
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届いて欲しいの私の気持ち
文字数なんて関係無いの!
肝心なのは正直な気持ち
クラスなんて関係無いの!
妄想ならば簡単なのに
現実だと難攻不落
気合い入れてメイクアップ
彼を見るとフェイスダウン
届いて欲しいの私の気持ち
理屈なんて必要無いから!...臆病者の告白
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暗い海底冷めた波が
今も私を横目に過ぎ去る
私はいつも通りに
そこから泳ぎ去る
少しうるさい他の人魚が
私を見つけては陰で笑う
特に支障は無いけれど
外見は痛い
子供の頃とある場所に
憧れて陸に上がってしまい...儚い人魚の恋
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A 本日の予定ですが、と
秘書が紙束を捲る中
外のビル街を見つめる
小豆洗いです
B 年収何億の大企業の
玉座に座る社長なんです
会社名はアンコープとか(笑)
S 業界の波に乗るのに必死で
小豆を洗う暇もない
盥の中で見つめる小豆達...有名企業家の小豆洗い
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これは誰も知らない話
小さな孤立集落の
大きく狂ったお話
のうのうと過ぎる雲を眺め
何も知らないその少年は
あの雲を思い出せなくなる
名だけで飾られた儀式は
醜くて汚臭が漂う
汚れた大人の汚い差別
持たぬ者に行く末は無い...かみさま
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脳内長距離 マラソン大会
急がば 回って
足りない足りない 酸欠状態
最初の手段は 大失敗
「気合いで乗り切れ!」
「なんとかなるさ!」
そんな軽い言葉を口にしたって
この現状は変わんない!!
ダメダメ逃げるな 逃走遮断
お前の所為だろ 戯言患者...ナスリツケ∞ループ
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A 肌を刺す太陽光に負けずに
頭にタオルを巻いて働く白い人
暑いの大嫌いな
雪女です
B 冷気を纏い灼熱鉄板を支配する彼女
得意な料理はカレーと焼きそば
かき氷は嫌いなので作れません
S 昔は雪山に住んでいたけど
「働いて来い!」と村を追い出され
この店に無理矢理派遣され...海の家で働いている雪女
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A 普段は裸眼なんだけど
やっぱり見えてしまう
真っ黒の世界がある
捉えた瞳に映る
君の顔が黒く染まってる
B 嘘ついて 我慢して 虚勢張って
出来っこ無いと 諦める
S 隠してる感情が
僕には見えてしまう
質の悪い冗談であってほしい...裸眼族のメガネ君
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A 曖昧に聞こえる言葉に
中途半端に恥ずかしがる彼女
聞く価値が一体あるのだろうか?
あったとしても僕は聞き流す
B 「ごめん」なんて心にも無い
彼女はバカ見たく真に受けて
水をこぼしながら去って行く
S 別に恋しなくても良いんだ
友達とバカしてる方がまだ楽しい
なんてヘタレな理由を毎...非恋愛系主人公くん
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A 2、3回振って噴き出して
解放された強者は
眩しいくらいにその身を輝かす
B 残った可哀想な弱者達は
活発な太陽に喧嘩を売るように
カラカラな喉に流し込む
S シュワシュワ皆の世界が溢れ出て
溺れる夢で魚が賑わう
ビート板で現実(こおり)かき分けて
爽快に泳ぎ回りたいたい...ソーダ系コーラ民族
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妖しく光る妖艶なフレーム
全てを見透かす獣のレンズ
そんな魔物を飼い慣らす女子がいた
それが皆大好きメガネっ娘!
「は?なにそれ?」と思った君に
今から語ろうではないか
メモの準備は良いか?
行くぜぇー!
まずメガネの説明をしよう。これが無ければただの女子だねプギャーm9(^q^)wwwと馬鹿にされ...メガネっ娘
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片隅で静かな君を見る
僕はクラスのおどけ者
気が付けば君を追っていた
赤いメガネに花の髪留め
見つめる本に嫉妬しちゃうよ
メアドが聞きたい
ケー番聞きたい
欲望丸出し
男は皆そんなもんだろ?
好きになった君が好きなんだ...片隅の君
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机の隅にあるノートと
使い古したシャーペンを
定位置に置いて僕は始める
骨を作り 肉を作る
顔を作り 感情を作る
まるで神になった気分
出来上がっていく世界はとてもファンタジー
魔法 妖精 天使に 悪魔
どうやら今日も止まらない
作り上げていく世界で...ストーリーテラー