タグ「曲募集」のついた投稿作品一覧（45）

薇(ぜんまい)仕掛けの古時計
無感情に過ぎていく時間を
静かに過ごしていた
　
嗚呼、現在(いま)を後悔してる
これが砂時計だったなら
ひっくり返せばいいのに...
私の時計は止まってしまった
規則的に進んでいた文字盤の
長針、短針、秒針は...

どこにも行けないように閉じ込めて
身動きが取れないように縛り付けて
何にも見えないように目隠して
アナタの自信をグチャグチャに潰してあげる♡
　
あぁ、なんて滑稽な姿なの！
言葉責めで真っ赤になっていく顔
とても愉快で笑いが止まらないわ
≪ アタシの中の天使は居なくなった…≫
そ う さ せ た の...

わたあめみたいな世界
女の子はみんなお姫様
素敵なドレスをまとって
くるりとターン決めるの
ドレススカートの中　
虹色のチュールがちらり
小さなお星様 ドロップ*
それは甘い甘いお薬よ
口に入れたなら たちまち
やみつきになっちゃうわ...

オレンジ色のステージ広げ
空に掛かるRainbowのように
素敵な未来 望んでる
レコードの音楽流れて
三日月が照らすは
お化けたちの輪舞曲(ロンド)
ほら、始まるよ！
帽子を被った黒猫も
クルクル クルクル踊ってる
今宵はHalloween Night★...

てくてく (てくてく)
とことこ (とことこ)
カボチャの籠を片手に
家から家へ、町から街へ
「お菓子くれにゃきゃ
　イタズラしちゃうぞ☆」
魔女の居にゃい黒猫が
足音を立てずに歩いて行く
はぴはぴ☆ にゃろうぃん♪
ハッピータイムだ 楽しいにゃ...

ハロー！ハッピーハロウィン☆
この日を待ち焦がれて い・ち・ね・ん
“不思議な世界へ案内しましょう♪”
扉を開けたら広がっていた
そこはワンダーランド
物語の中に入り込んだみたい
ランタン片手に進んで行く
黒猫が教えてくれたルートは
とても難しい方法で頭パンパン！
ＰＵＭＰＫＩＮ！！...

Tonight is a party
Halloween party
Wearing a costume
Walk around town
Various wonderful costume
Jack-o'-lantern, ghost,
Witch, Bat, Blackcat
Knock k...

森の奥に大きなお屋敷があって
そこはいつも気まぐれな霧の中
かくれんぼしてる
ドキドキ☆ワクワクが勝(まさ)って
テクテク☆トコトコと靴を鳴らし
奥へ奥へと足を踏み入れてみる
ケーキの上を歩いてるみたい♪
辿り着いた先に広がっていたのは
暖かい光 色とりどりの花たち
そして、ふと気付くの...

お花摘みをしていた ある日
空が光って流れ星が落ちてきた
手を広げると 魔法のステッキ
妖精が現れてこう言ったのです
「一振りしてごらんなさい
1つだけ願い事が叶うよ」と。
大切にポケットにしまい込んだ
魔法のステッキをもらった少女
一体何を願うのだろう？
一度は夢見るあの願い事かな？...

初めにショートケーキ　バナナパフェ
アイスとクレープ、ワッフル　カステラ
わお！どれも美味しそう！
友達と来たスイーツバイキング
どっちがたくさん食べられるか！？
なんて言う勝負が始まった
目が合う度　ぶつかる闘志
次々とお皿にのせて行く
お次にパンナコッタ　ミルフィーユ
プリンとマカロン、エクレア...

傷付くのが怖いからずっと
気付かない振りをしていたのに
いつの間にか無くなってる私の居場所
誰にも必要とされないのなら
消えてしまえばいい
そう思って瞳を閉じる　でも
心のどこかでまだ叫んでたりするの
　「　助　ケ　テ　...　」
夢と消えて行く　気力と感情
このまま何も残せないまま...

ツギハギの心臓(こころ) 隠して
永遠の痛みに耐えている
過去の記憶が消えない
躰中を蝕む呪いのようだ
悪夢も現実も何もかも全て
葬り去る為 禁忌に触れる
「共にダークサイドへ堕ちようか」
悲観、苦(ク)ニ満チテ
悲痛、抱エテモ
悲鳴、届カナイ...

ピンクのドレスに苺のティアラ
マカロンみたいに可愛い乙女
それは 苺の国のお姫様
お日様の光と甘いシロップ
メルヘンファンタジー
おとぎ話のようなストーリー
聞いてる人はきっと退屈ね
あぁ、小さな太陽のしずくは
赤くって　甘くって
酸っぱくて不思議なの...

白黒(モノクロ)のチェス盤に並べられた駒のように
決められたルールの元 動く
Vertical♦︎Horizontal♦︎Diagonal
そこに感情など無い
抜け落ちた Heart
探すことなく続く Game
我が身映る鏡 叩き割って
醜い姿を否定し消し去った
Missing Heart
バラバラ...

真っ暗な漆黒の世界を彷徨ってる
あぁ これは夢なんだと気付いた
刹那に私の名を呼ぶ声が聞こえた
誘(いざな)われるまま足を踏み出すと
胡蝶が鱗粉を舞い散らし現れる
手を伸ばしても触れられない
自らが生み出した幻影(まぼろし)
絡み付いて離れない荊棘(いばら)の蔓
身体(からだ)が千切れてしまっても
...

月光(つきあかり)射し込む部屋にひとりの少女
寂しそうに佇み 今宵も泣いていた
「一人は好き だけど 独りは嫌い」
そう呟いた声は静寂に掻き消され
古びた時計の針の音だけが響いてる
鏡の前に立てば もうひとりの自分
返事をするはずもないのに問いかける
− 私ハ貴女、貴女ハ私、私ッテ誰？ −
それが呪...

心の奥底に澱(よど)んでいる
蟠(わだかま)り大きく膨らみ
過去に置いてきたはずの感情が
今 蘇(よみがえ)る
言葉にしなくとも その眼(まなこ)が物語ってる
剥き出しのまま 隠し切れてない嫌悪が
純白(まっしろ)な心を漆黒(くろ)に染めてしまった
≪ 運 命 ノ 歯 車 ガ 狂 ッ タ ... ≫...

私は何も知らない雛鳥だった
籠の中に閉じ込められているのに
ただ毎日 与えられる優しさを
不思議だと思う事がないまま
当然のように受け入れていた
外の世界に興味はあるけれど
孤独や危険への恐れがあった
"この中に居れば何も怖くない"
そう自分に言い聞かせ今日も歌う
あぁ 弱さ隠して退屈 誤魔化して...

彼(あ)の人はひとり寂しげに
橋の下の彼岸花を眺めていた
其の姿に胸が締め付けられる
名も知らぬ彼を思い出す度
鼓動が速くなって行く
此の思いに名前をつけるのなら
是(これ)がきっと恋なのでしょう
気が付けば同じ場所で
また彼を探してる＿＿...
貴方は一体 何処の誰方(どなた)なの？...