じんの投稿作品一覧
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『MERMAID』
水面に 浮かぶ月
ただただ 揺れながら 見上げていた
漂う 思い出
はらはら 泡みたいに 踊った
その日 それは 映画のように
燃えた 座席 軋む音
「何もいらない」
繋いだ手には 二つで一つのリングだけ
フワフワ 浮かんだまま...MERMAID 歌詞
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『消えろ』
さよならを言った 今日が最後だ
首を絞めるようなこと ばっかりした
間違った気がした 寒気がした
僕を呪う声が リフレインした
「嫌だ」
まるで映画の ワンシーンみたいだな
死んだような空に 恋い焦がれていた
そうやって手を伸ばして 空を掴んでは
壮観なビルの上 街を舐める...消えろ 歌詞
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「GURU」歌詞
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あわん だらね ばでぃん
えん ばみん
ぶらだ らだ
あわん だらね ばでぃん
お え お え お
S.O.S
カスカスに 乾いた体
枯らした energy...GURU 歌詞
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『後日譚』
書き残したものは
他に在ったか
沈んだ気配 午前四時
蹲っている
泣き続けた旅が
終わったのか どうか
折れかけた ペンを片手に
呪った未来も
回る世界の美しさも...後日譚 歌詞
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アディショナルメモリー
浮かんで 転げ落ちて
出会ったエンドロール
歪んで 変わり果てた
未来の走馬灯
もうお終いね
幕の切れてしまった 白昼夢は
ただただ 虚しさ達を暈してみせた
思い出してしまう
夕焼ける空 滲むメロディ...アディショナルメモリー 歌詞
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失想ワアド
鏡の中から「おはよう、朝だね」
いつも通り 表情は最悪
ぎこちない笑顔も 寝癖も 仕草も
何もかも 嫌になるなぁ
理不尽だな
伝えたいことなら 人並みにあるけど
何一つも 言葉に 変わらない
俯き加減に 今日も口籠る
「挨拶もできないんだね かわいそう」...失想ワアド 歌詞
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「Inner Arts」
平凡な人生に 歪な涙流しながら
臆病で繊細な産声は 今日も歌う
鮮明になっていく モノクロの夜を越えたなら
冷えきった感情も また動き出すでしょう?
明日へ
平凡な人生に 怯えた僕らは大それて
焼き付いた感覚で それぞれの愛を謳う
革命の毎日に 孤独のアリアが哭いたなら
背...Inner Arts
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「daze」
作詞作曲:じん
コンクリートが揺らいだ
霞み燻む、君の望ている夢
テンプレートをなぞった
知らないままの日常
ハイテンポなアテンダンス
消えない 足りない 落ち込んだ未来
最終話が来たって
言えない 君は泣きそう...メカクシティアクターズ OP「daze」歌詞
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単調に吸い込んだ 音に合わせて
「成功」に気付いた 瞳の奥の
冷静な期待感 かき立てる様に
空が揺らいだ
(WAKE UP! WAKE UP!)
ほら感度を高めて
(WAKE UP! WAKE UP!)
踏み出した足下が
感情に火照って 浮かれそうなら
衝動の丈を 握り返して...LIVEDRIVE(short ver.)
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ワールド・コーリング
作詞、作曲、アレンジ・じん(自然の敵P)
「僕は単純なんだ。正直、大袈裟に興味を引きたいんだ」
君は単調 「そうなんだ、じゃあ笑い飛ばそう」
言の葉が宙に舞って線を引く
空は水色 「白々しいぞ」
冷めた心で深呼吸
誰かに届きそうな声
もうちょっとで繋がりそう
「Hello. 未...ワールド・コーリング 歌詞
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3,2,1,0で瞑想中。アンテナを張ってみよう
3,2,1僕は研究中。ミラー越しに見てた
愛なんて信じちゃいけないよ?
その雰囲気(ムード)はちょっとダサいね
濁っちゃった空気は知らないよ
無視してさ、進もう
白線を踏み外さないように未来へ
振り向いて、忘れないように右へ倣った
自動車も自販機も...日本橋高架下R計画 ショートver.歌詞
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意味と夢と命を集めて
作られてしまって身体は
終わった命を蒸し返す機械らしい
【これは彼の昔のお話】
人一人は涙を流して
「また会いたい」と呟いた
ハリボテの街の終末実験は
昨日時点で予想通りグダグダ過ぎて
その時点でもう諦めた方が良いでしょう?
次の二人は 街の隙間で...コノハの世界事情 歌詞
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想像フォレスト|じん
夏風がノックする窓を開けてみると
何処からか迷い込んだ鳥の声
読みかけの本を置き
「何処から来たんだい」と笑う
目隠ししたままの午後三時です。
世界は案外シンプルで
複雑に怪奇した私なんて
誰に理解もされないまま
街外れ、森の中、人目につかないこの家を...想像フォレスト 歌詞
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その日は随分と平凡で
当たり障り無い一日だった
暇つぶしに聞いてたラジオから
あの話が流れ出すまでは
「非常に残念なことですが、
本日地球は終わります」と
どこかの国の大統領が
泣きながら話をするまでは。
窓の外は大きな鳥たちが空覆い尽くしてく渋滞中
三日月を飲み込んでどこかへと向かって...ヘッドフォンアクター歌詞
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8月15日の午後12時半くらいのこと
天気が良い
病気になりそうなほど眩しい日差しの中
することも無いから君と駄弁っていた
「でもまぁ夏は嫌いかな」猫を撫でながら
君はふてぶてしくつぶやいた
あぁ、逃げ出した猫の後を追いかけて
飛び込んでしまったのは赤に変わった信号機
バッと通ったトラックが君を轢き...カゲロウデイズ 歌詞
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希望の消えた世界は太りすぎてちょっとも飛べない。
依然僕にマチガイをインポートする。
ズボンの裾伸びきってiPodのコードが揺れる
イヤホンをあてがって
とりあえずはフード被っておけば問題ないや。
「目隠し完了。」
いつもどおり視えない現状。
非常灯赤く光ればまたシュールな景色になる。
案外今日が来...メカクシコード