LEI

幾つもの夜を　君とふたり
想い出していた　肩を寄せて
いつでも帰る場所がある
ふたりだけの夢を見れる
あとどれくらい　歌えるのかな
君と繋がる歌を
また次の冬も　君と居たい
ふたりのメロディー　繋いだままで
いつでもそばにいるからね
新しい歌を作ろう...

微かに濁る水滴に　私の影が溶ける
静かな闇に攫われて　冷たく目醒める
幻覚に囚われる夜　救いの手を差しのべて
壊れそうな時　途切れたら　全て忘れよう
溢れだす光の軌跡　彼方へ染めていく
今も怯え続けている　妖精の影滲む
悲しそうな顔のままで　冷たく囁く
幻想に辿り着く夜　救いの手を差しのべて
二人だ...

君が作りかけてる世界
いつもわたしを迷わせる
もう同じような時間も
慣れてきた頃かな
これからずっと続いていくんだね
君と繋いでく明日へと
ふたりのメロディ　描いたメモリー
大切な宝物
少しずつでも届くといいね
わたしは信じてるよ...

見えない光を追いかけてた
ただ優しくて　いつも
無口な夜は澄んだ香り
ただ寄り添った時も
いつか忘れてしまうなら
何処へ向かえばいいのかな
愛しさを教えて
輝いて　そういつも月は
求めてる 未来を探してる
いつかそこへ届くのなら...

いつかの濡れた月　
瞬き触れたら　　
心は雨の音
少し優しくなれたかな
繰り返す時は淡い色
もう夜が来る
流れる空に忘れたね
今も見つかるかな　
　
きっと君は夢の続き...

あの宇宙まであと少し
墜落しよう　君と
秒針を振り切って
月が沈むその先へ
呼吸を止めて飛び込もう
混ざりあえる　君と
誰もいない闇の底
全て忘れ　輝ける
彼方へいくだけさ
何も怖くない...

白い吐息　凍える夜
君の待つ部屋へ帰ろう
変わらない二人の時
一つ一つ重ねて
君のメロディー　私の歌
心のかたち　それが
たとえ小さくても
君がいてくれた　優しい笑顔で
弱い心　支えてくれた
抱きしめてくれた...