libra＠MicchiMusicStudio

雪雲が過ぎ去った夜に
パジャマのまま飛び出してた
明かりのない外に出てみると
宇宙の中にいてるみたいさ
空から降ってきた隕石みたいな
石に躓きながら
目が慣れてくるまで
もう少しの辛抱
ほら見えてきたよ、あそこに
いつものガレージ...

大人になって描いた夢
灰色の街
子供になった夢話
褪せる虹の色
緑の空
泣く声聞こえ
宇宙の星
手を振り笑う
思い出並べた道
一つずつ確かめてみて...

粉雪が降る日待ちながら
青い空を眺めている
街は光に飾られて
静かに待ってる
高らかにfanfareが鳴り
Menuettに身を任せ
熱いボレロを感じて
Serenadeが流れ
創る僕だけの詩
華やかに彩られた旅立ちから...

最近ずっと仕事ばっかです。
あなたはずっと何をしてますか。
連絡くらい取れればいいのに
心はいつも一人ぼっちなの
本番までの楽屋の時間
一人でずっと考えちゃうの
いつも会えないあなたのことを
歪んだ世界たまる涙
すぐに
会いたい会いたい会いたい会いたい...

ひらりひらり　舞い遊び
そしてふわり　近付いてた
あの時の蝶
くらりくらり　もてあそび
そしてきらり　居なくなってた
蒼き羽をもつものよ
みんなはそう
「これは運命のめぐりあわせ」
とか　何とか　言ってるけど
何にも...

月が出ている
南からの風
一つ零した
明日の光
海辺の町並みには
ネオンライトが立ち並び
バグパイプの響き渡る
丘の上には
そしてまた
ひとつの旅を...

未だ明かりの灯らないモミの木
一本丘の上にある
パーティーに行く途中の空
パーティーのやってる間の空
パーティーの後の空
いつまで経っても変わらず
でもさっきのとは違う
星のための魔法
星に線を結んでも
またすぐにほどけるのはなぜ...

歩き始めて4日が経つ
今、僕は新しいところで
生活を始めようとしている
決心したその日から
ずっと考えてきた
誰にも見つからない自分の場所を
全てを風に任せて
足を進めてきた
少しずつ。少しずつ。
歩いてこの場所にやってきた...

夕闇の差し込む部屋に
二つ古びた人形
ベッドの下深く置かれ
埃の森埋もれる
涙枯れもう出ない
あなたはそれも知らず
悲しみ込め踊り出す
闇の舞台
オレンジのスポット
埃のドライアイス...