タグ「歌詞」のついた投稿作品一覧(7)
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散った春を焚べた 知らない街を渡るパレード
忘れていた筈の傷の奥で藍が騒いだ
夜毎こぼした後悔とか苦悩で満ちてゆく
不安になって 置いてきたどんな足跡さえ信じれないまま
何度 おぼえたコードをなぞっても
瓦礫のように伽藍堂な音(ね)で
支払うばかりの日々に
もし意味が無いって知っても
きっとまた歌っ...じかいさくであいましょう!_歌詞
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あふれだした朝 幻に瞼をこすりながら
「きっと今日は雨」「ねぇ、どう思う?」
未だかつてない患いだ! うまれ落ちちゃったのは
ずっとこのまま世界は続くみたい、でも命はひとつだけ
棚のうえに瓶を並べて 傾く陽に伸びた影法師
「きっとすぐに良くなるよ。きみは」
長すぎた夜の果てで
羊たちも寝静まる今日は...モルヒネの朝_歌詞
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見えなくても 君のくれた日々は続いてゆく
今日も空っぽで 揺れた軌道を選びながら
映写機まわって 繰り返したラストシーンで
何度も巡ってる 景色があること
オーロラの背後 離れていた点と点を
繋いでは願ってた 遠い日のこと
もう触れないあやまちが 凍りついていた
立ちすくむ夜を照らすのは 未だ宛ての...カーマン・ライン_歌詞
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遠く鳴ったファンファーレ 終わらない日々を謳(うた)った
絵画がそっと褪せるのを見たんだ
ああ、ずっと持っていた言葉って枝葉が落ちて
誰かへ渡すには不恰好だって言うんだ
廃れては翳(かげ)る思想と 月が見届けた春
今夜はもっと確かなもの信じたくて
ほら
いつかきっと灰と果て崩れ去っては消える日まで
...藍の果て_歌詞
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夕まぐれに急かされ 間違った選択が
石ころにまた変わって 足許に落ちては積もってった
陽が落ちても光ってた 微かな残照が
寂しげに飛ぶ風船の影を滲ませては消えてく
剥製のような街 もぬけの街路灯に
明かりは点かず 今日もまた夜の迷子になる
継ぎ接いでは繋ぐ毎日の流れきった
その果てのエンドロールでは...フィラメント・レシーバー_歌詞
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瑣末な感情が膨れたら 深く沈めて隠しましょ
静かに透き通る水面に そぐわない顔見せぬように
浮かべた時間は曖昧で いつか溶けては消えていった
排水口の上 渦巻いて回る姿が可笑しかった
”繰り返す景色で何もかも分からない
擦り切れたような言葉 何度なぞったってさ
迷ってなんてないのにどこへだって戻れな...半神浴_歌詞
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暮れ六つは新月色の傘に隠れては
過ぎる人の背 見やる
夜四つの畦道の暗がりで振り向けば
遠く灯が揺れている
火取虫 誘(いざな)う憂き世もやがて
そろりそろり冷めて 醒めればまたひとり
哀しみや いつか遠い日の淋しさが雲に隠れ
星の流る そんな夜が来るのなら
星影の散らせど残る闇に目を慣らせ
ここは...夜行路_歌詞