Suga-jin

まどろみ　夢現の狭間で願いを叶える　空想の邂逅　
構わない　例え幻でも　君に会えるなら
現実の殻　脱ぎ捨てる
消えないで　ユメマボロシ　ずっと信じてたいから
溶けた明晰夢は　孤独の城
ランタンの翅　この背中に生やして
君を探し空を舞う　光になる
自分の本当の居場所なんて　誰にもわからない　不確かな世...

真っ白に塗りつぶしたキャンバスの絵を
捨てずに取っておいても辛いだけかな
見えないふりをして目を背けても
この手で描いた色を忘れられない
灰色のコンクリートに為すすべもなく塗りつぶされた
無垢なえそらごと
人に話せば嗤われるような　途方も無く遠い夢を描いてた
きっと叶うはずだと　無邪気に信じていた
...

閉じた瞼の裏に浮かぶ懐かしい空
　遠い日の太陽が　嘘みたいに眩しくて
今日も雨模様　ずっと傘のマーク
最後に晴れた日をもう思い出せない
滲む街の景色は　まるで幻みたいで
歩いてきた道のりが　急に頼りなく思えて
※夢を見てたんじゃないかって　最近よく思うんだ
　大切な想い出は　現実感が無くって
　
　...

違う世界の君が教えてくれたのは
どこか懐かしい不思議な調べ
重なった次元のほんの少しの誤差が
出会うはずのない僕らを巡り会わせた
ずれてく位相の狭間を旅して
君が迷い込んだ　運命はどこにあるの
寄り添うように　流れる川のように
ずっと聴こえてたのだろう　せせらぐ歌声が
触れることさえ　叶わぬはずだっ...