夜月1869さん

夜月1869さん

mikan2940




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BAMBOOのComic。
使用ソフトはコミスタミニとpixia…よく絵柄は変わります。

だれか仲良くなってー…。

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  • 謝音光雲shon_terumo
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イチオシ作品

全部夢 全部声 全部希望

暗い…暗い…… amazonの倉庫に眠らされていた私に 明るくて、凄く元気な声が聞こえた。 …ソプラノ? 「…ぇ…、姉さ……姉さんっ!!姉さん!!」 起きて!、とツインテールの少女に起こされた。 【全部夢 全部声 全部希望】 「こんにちはっ!初音ミクでーすっ!初めまして、姉さん!」 大きな声で私の眠りを妨げる。 …初音ミク? データによると、キャラクターボーカル(CV)シリーズ第1段の……。 どうやって此処に…。 「…む。姉さん!起きてくださいよぉ!折角マスターに無理言って来たのにぃ!」 まだ私は眠るべきだ。 第六感がそう叫んでいる。 暫く黙っててはくれないのだろうか。 少女は何のために無理をしてまで此処に来たのだろう。 薄らと開けていた眼を瞬きしながらも開いてみる。 「あ、起きたぁ!」 「…ん、ぅ。……一体、何?」 まだ眠い。 用事は早く済ましたいものだ。 「さーて、CV第3段『巡音ルカ』姉さん!我が家へ、ごあんなーいっ♪」 「は?」 「さぁ、行きますよぉっ!」 「ちょ…まっ、嫌ああぁぁぁっっ!!!」 無理やりに手を引っ張られ 寝起きの重い体を引きずる。 * 0と1の世界の中を音速で飛ぶ。 感触は分からない。 よく分からない感覚が体を駆け巡る。 うーん。 存在自体も不安定なのに、この加速は危険だと思う。 amazonに戻ったほうが安全なのではないだろうか。 それに、まだ眠いのに。 だけど、少女の楽しそうな笑顔をみていると、何だか断る気も失せてくる。 どうせ、此処まで来てしまったのだ。 帰り道も分からないのだから、この少女について行くしか選択肢はないようだ。 「さぁ、着くよ!」 * 一瞬辺りが真っ白になった。 モノクロの幻想。 音が聞こえない。 何も見えない。 ただあるのは白い空間。 ビックリして、瞬きをすると 元の感覚が戻ってきた。 見える景色もカラーになった。 だが 立っている場所は 可愛い、ふわふわとした感じの 小さな家だった。 目の前の赤いドアを バタン!と少女は開ける。 「たっだいまー!」 家でもこのテンションなのかと 何かと家族の人がかわいそうに思えてくる。 「あ、おかえり。」 マフラーをした、全体が青で統一されている 優男が出てきた。 冬だというのに、ハーゲンダッツアイスクリームを黙々と食べている。 マフラー≒アイス (寒いのか寒くないのかどっちかしてくれ。) 「ただいま、カイト兄さん。」 にこ、と少女は笑う。 …カイト?あぁ、『KAITO』か。 初音ミクの波のお陰で ぐん、と売り上げが伸びたとか伸びなかったとか…。 「え…えーと。ミクちゃん。この人は?」 私のことを珍しそうに眺める。 「もう!兄さんったら。この人は『巡音ルカ』さん!ほら、CV3の……」 「あぁ、そうかそうか!ご、ごめんねぇ……。そういえば、マスターが言ってたよね。」 少女からは姉にあたり、優男の青年からは妹にあたる。 不思議な感じ。 「あ、えと。立ち話もなんですから、どうぞ。入ってください。」 えへ、と青年は笑う。 「…どうも。」 少し緊張。 * 部屋の中はまるで異空間だった。 見た目はとても小さな家だったのに、中はとても広かった。 (電脳世界……。よく出来た物だな。) 「「いらっしゃーい!」」 二人の少年・少女が出迎えてくれた。 私の妹・弟にあたる。 CV2の…… 「鏡音リンでーす!」 「鏡音レンでーす!」 と、二人は手を差し伸べてきた。 「よ…よろしく。」 少し不安げに私は二人の手を取る。 …あったかい。 「「ねぇねぇ、一緒に3時のおやつ食べない?」」 時刻は3時。 一般的におやつの時間ということか。 (…あれ?あの青年はアイスを食べてはいなかったか?) 考えることをやめた。 「「兄さん!兄さん!メイコ姉さんも呼んで、おやつにしよう!」」 二人はぴょんぴょんととび周り、青年に頼む。 「…うん。そうだね。ルカちゃんも一緒に食べよう。」 ルカちゃん呼ばわりか。 「「じゃあメイコ姉さん呼んでくる!」」 と、二人は異空間の扉を開けた。 * イスにすわる。 テーブルは私のせいで少し狭くなった。 (こういう時に異空間の性能は使わないのだろうか) 「「メイコ姉さん呼んできたよ!」」 と、二人が戻ってきた。 「う……まだ、二日酔い。うぇ……」 どこぞの親父かと思った。 赤で統一された見た目には 似合わず、酒瓶を持って現れた女性。 メイコ。『MEIKO』 KAITOが世に出回る少し前に出来た …とか。 「あ…あぁ、始めまして。MEIKOです。よろしうぇっ……」 急いでトイレに駆け込む女性。 トイレの扉の向こうからはおろろろ…と声が聞こえる。 全員はそれを無視して、おやつを配り始めた。 「今日のおやつはケーキでーす。」 わぁ、と歓声が上がる。 「ミクは、ミクは!ネギケーキ!!」 そんなのあるのか。 「はい、どーぞ。」 青年は少女に渡す。 双子の少女と少年にもケーキを。 青年の自分の分はやはり、アイスケーキ。 (なんだろう、この人は……) 女性が座る場所にもケーキとぽつんと。 「えーと、ルカちゃんの好みってまだ分からないから、ノーマルなチョコレートベイクドチーズケーキでいいかな?」 「あ、はい。」 …ノーマルか? トイレから女性が戻ってきた。 「ふぅ。やっぱり、飲みすぎ注意ってやつだねー。」 イスに座り、全員がそろったようだ。 「では。」 いただきまーす! end

巡音ルカとヴォーカロイドファミリーの出会い。
まったりほんわか小説。
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投稿日時 : 2009/01/24 12:06

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