ゆしずび

五月の雨　僕は外で
坂もささずに立っていた
とうぜん雨に濡れている
雨の中で　ずっと見つめた
牡丹の花が咲いていた
強く強く　優しく優しく
そんなお前に出会えるか
弱い弱い　ずっと弱い
そんなお前は未熟者
さあ歩め歩めや...

階段昇って　ひぃふぅみぃ
上に上がる度　違う景色？
景色なんてある訳ないよ
まわりは白。　真っ白なんだ
ねぇ、わかる？この感じ
わくわくするけど怖いの
私を追っかける人はいないわ
私の前を行く人もいないわ
階段昇ったら　ひぃふぅみぃ
上に上がるけど　同じ景色？...

るらら　るらら　るらら
君のその手の中にあるモノを頂戴
私の手の中にあるモノは飴しかないわ
ゆっくり沈んじゃう夕陽に
綺麗な夜空には星屑クズの山
数えられるもんなら数えてみ
耳が痛い　耳が痛い
足が痛いなら歩けないでしょ
つまらない　つまらない
いつもこんな呑気でいいね...

此処は何処　私は誰
今何時　貴方は誰
何時の間にか記憶喪失になってしまって
思い出せない　何もかも
蒼い空白い雲　何処迄も続く
幸せな瞬間（とき）が過ぎて行く
君と過ごす時間が楽しくて
今じゃ思い出が消えた
朝昼晩　春夏秋冬
何時も一緒に居てくれた...

私は穢れた女　あなたとはつりあわない
でも私はあなたと結ばれたいの
あなたにはこの気持ち　伝わらないのでしょう
今日も私は穢れにゆくわ
色んな男と肌と肌を合わせ絡み
そういう日々がいつも続いていた
だけどある日　あなたと出会って恋に堕ちたの
あなたとなら　おこまででもついてゆくわ
例え　地の果てでも...