大藏（大蔵）陽平

大藏陽平です。
深夜、静かな部屋で一人コードを書いていると、ふと自分に問いかけることがあります。
「自分は、何のためにこの仕事をしているんだろう?」
エンジニアとして10年。システム開発の全工程を経験し、技術的には成長してきました。
でも、技術を磨くことが目的じゃない。それは手段でしかないんです。
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大藏(大蔵)陽平です。
エンジニアにとって、バグは敵です。システムを不安定にし、ユーザーに迷惑をかける。だから私たちは、
バグを見つけ、修正し、完璧を目指します。
でも、ふと思うのです。
人生において、バグは本当に悪いものなのだろうか、と。
予定通りに進まない一日。思いがけない出会い。計画にはなかっ...

システム開発の仕事をしていると、コードを書き換えるように人生も書き換えられていく気がする。
特に、旅から帰ってきたときにそれを強く感じる。
先月、仕事の合間を縫って訪れた北海道の小さな港町。夕暮れ時、防波堤に腰を下ろして海を眺めていたら、
隣に座った地元の漁師さんが話しかけてきた。
「あんた、何して...

フリーランスエンジニアの大藏陽平です。
先週末、少し疲れを感じて、一人で近くの山に出かけました。
登山道を歩きながら、ふと足を止めた瞬間がありました。木漏れ日が差し込む静かな場所で、
遠くから聞こえる川のせせらぎ。その音が、不思議と心を落ち着かせてくれました。
コードから離れて、見えたもの
普段はデ...

こんにちは、大藏陽平です。
毎日同じ場所で同じような仕事をしていると、ふと「このままでいいのかな」と思う瞬間はありませんか?
私自身、フリーランスのシステムエンジニアとして10年間働いてきた中で、何度もそう感じてきました。
そんな時、私が実践しているのが「旅する自分」に出会うための思考実験です。
思...

今朝、プロジェクトの方向性で迷っていた。
クライアントから2つの提案を求められていて、どちらも正解に見える。技術的にはどちらも実装可能。
コストも大差ない。
でも、どうしても決められなかった。

ふと、10年前に見た海を思い出した。
新卒で入社した会社の研修で、チームメンバーと訪れた湘南の海。夕暮れ...

エンジニアとして10年、振り返れば“まっすぐ進んできたようで、実は曲がりくねった道”でした。
SIer時代は、大きなプロジェクトの歯車のひとつとして、ミスのない設計と管理を徹底する日々。
その後、ベンチャー企業ではスピードと変化に追われながら、ひとつの機能が世界を変える可能性を信じて
走り続けました...

こんにちは、大藏陽平です。
システム開発の現場では、エラーはつきものです。どれだけ経験を積んでも、
完璧なコードを書き続けることはありません。むしろ、エラーは道を外れたサインであると同時に、
別の可能性に出会えるきっかけでもあります。
ふと、旅とエラーはとてもよく似ているな、と感じたのは、先日訪れた...

プロジェクトの合間に、Piapro StudioというDTM音源ソフトに触れる時間が増えてきました。
システムエンジニアとして日々コードと向き合う中で、論理的な思考が求められる場面ばかりです。
要件を定義し、設計を固め、実装に落とし込む。そのプロセスには、確かな技術力と計画性が不可欠です。
しかし、...

フリーランスとして働く日々の中で、スケジュール管理や成果物の品質に意識を向けすぎるあまり、
「どこで働くか」を軽視していた時期がありました。
しかしある日、ふと気分転換に出かけた先でラップトップを開いた瞬間、
普段とはまったく違う集中力とアイデアの流れが生まれたんです。
そのとき気づきました。「移動...

地図にはない場所が、この世界にはたくさんある。
それは物理的な意味だけではなく、心の風景としての「場所」も含めて。
僕が旅に出るのは、新しい景色を求めてというよりも、
まだ見ぬ思考や、感じたことのない感情と出会うためだ。
コードを書く日々の中では、どうしてもロジックと効率の世界に閉じこもってしまう。...