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あの青い空を泳ごうよと言ったの、世界
硬い地面　蹴りあげ　ここから飛び込もう
だって
時間の限り遊び尽くしたいから、世界
指からめ　目合わせ　今から始めよう　これから
時間がなくて物足りないの、解るでしょう
吹き渡る風　背中を押して
啄んだ 溶けそうな夕焼け
もっと遊んでいたいのに
そして　私　微睡...

スプーンで作ったクレーター
目の前で香るお月さまは
質量の法則を飛び越えて
スプーンよりも
大きな幸せを与えてくれる
深い溜息で
束の間の休息
目蓋の裏には
ミルク色広がる
重たい体が...

擦れ違ってた二人には
もう、どうしようもなくて
最後が来た日も
私に未練なら
きっとなかった　
これでいいの
あなたを追う
気にはなれなかったのだから
これでいいよ
離れていく...

罅割れた日々
影にハレーションレイヤー
重なる
地球儀回して
初めて動く時計の夢を見た
シュガーレスな
悪い嘘にも笑い合える
いつしか
眠り合うことで
越えてゆく日々もあると知ったから...

黒と灰色と白
三色だけの世界
「つまらない」とあなたは
教えてくれたけれど
知ってる、あなたの目にもきっと
美しく映る魔法
あなたに見て欲しいものがある
黄昏時、窓開けよう
見えていますか
真黒い窓辺から...

やさしさで少し
繋がっている手が
熱いあつい、いとしい
暮れない紅空を見る
君の見てる景色を知る
いつもここにあるの
さみしさが少し
溢れてしまいそで
にじむ背中、愛しい
暮れない紅空と知る...

例えば
今僕が その手取っても
君を幸せにできるのかな
思えば
いつか来てしまう終わりを
考えもしてなかった僕は
君のこと待ってる
白いカップと
磨いたテーブル
おかえりを言いたくて...

どんな言い方なら私を示せるだろう
どこを探したら私を示せるんだろう
空の一番高いところ
海の一番深いところ
私の色はどれ
君に見せたい色はどこ
どんな風に言えば君に示せるだろう
どうやって伝えたら君に示せるだろう
空の一番高いところ
海の一番深いところ...

小鳥のさえずり
やわらかな眠り
毛布にくるまって
どんな夢を見ていたの？
くすくすわらい
蜂蜜みたいな声がする
目覚めなら
やさしいキスを一つ下さい
こんな気持ちに名前なんてない
ねえ　つけないで...