ランさん

 暇な時は,パソコンしながらボカロ曲を聴いてます。

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ren0624

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私の家(妄想)のレン君は,超格好良くて,運動神経抜群で・・・もう・・・キャー・・・な感じです。


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あの日の記憶

「ねぇ,レン・・・知ってる?人は死んでもあのお星様みたいに輝けるのよ。」 暖かい声・・・優しい声・・・ これは・・・誰? 「私,絶対みんなの事忘れないから,ずっとみんなを思っているからね・・・」 水曜日の10時,テレビを点けると最近流行っている“初音ナンバーワン”が放送されていた。 今日は最終回らしい。学校で噂になっていた。 オレは,このドラマが大嫌いだ。 いつも最後は,綺麗言をいって収まる。 主人公もヒロインも,みんな笑顔で終わる。 今回の,卒業のシーン「忘れないから」この言葉が連呼される。 “忘れない”この言葉は不安定で,正しくない言葉だ。 オレは思う。 思いも,思い出もいつかは色褪せて消える。 大切だった人もいつか色褪せてしまう。 時間は止まること無く動き続けている。“過去”“今”“未来”この3つが時間を動かしている。 人間は過去を捨て,今を生き,未来に希望を持つ。 その時の流れで,人も世の中も変わっていく。 だからこそ,今を生きれるのだと思う。 “忘れない” それは無理だ。 形あるもの・・・無いもの・・・,いつか現実から,そして心の中からも消えてしまう。 消えて欲しくないと願っても,消えてしまう。 心から,消えてしまった人はどうすればいいのだろう? そして・・・ 消してしまったオレはどうすればいいのだろう? あの日,優しく微笑んだあの人の“顔”も“声”もみんな色褪せていってしまう。 12年前オレと,オレの大切な人を守ってくれたあの人を・・・ “お父さん” ~12年前~ 秋の暖かさが過ぎた冬の始め。 すでに,街を吹き抜ける風は冷たく,木々達は葉のない枝を揺らし冷気に耐えているようだ。 そんな中,一人の女性が一人の少年と歩いている。 その女性の歳は二十代中半ぐらいで,空のような青い瞳をしている。金色に輝く髪は,すれ違う人々の目を釘付けにする。 一方,三歳ぐらいと思われる少年は転けたのか足を擦りむき,顔は涙目になっている。 しかし,少年は母親と思われるその女性の微笑みを見るなり,天使のような笑顔を向ける。 濃い金髪に碧眼の、端整な顔立ちをしているため笑うと輝いて見える。 今にも,泣き出しそうだったその顔は一瞬にして蔓延の笑みえと変わった。 「レン君は,男の子なんだからすぐに泣いちゃ行けないのよ。」 レンと呼ばれた少年は,母親の言ってるいることを知るか知らずか再び蔓延の笑みを母親に向ける。 「もー,レン君ったら!!可愛いんだから!!」 大人しそうだった母親は,レンの笑みを見るや人が変わったように親バカ発言を連発している。 「もー,レン君ったらホント可愛いんだからぁ・・・。お父さんが見たら何て言うかな?」 まだ,言葉に幼なさが感じられるレンは嬉しそうに笑っている。 「きょう,おとうたんにあえりゅの?」 暫しの沈黙。 「・・・・・・何!?この可愛さ!!」 沈黙を破ったのは,またしても母親の親バカ発言だった。 母親は,暫くレンを褒め称えたあとレンの問いに答える。 「そーなのよ!!もー・・・久々に会えるからテンション上がっちゃう!!」 母親は,心から嬉しそうにはしゃいでいる。 思わずレンも,苦笑いを浮かべている。 「やっぱ,レン君も嬉しい!?そーよね,いくら俳優業が忙しいからってあんまり会えないと悲しくなっちゃうわよね・・・,でもそんな人に惚れたのは私だから文句は言えないわねぇ・・・・・・。」 母親の,永遠と続きそうな独り言を遮ったのは,苦笑混じりの微笑むレンの笑声だった。 「あッ・・・,おとーたんだぁ!!」 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・。 「えッ?」 「だからぁ,おとーたんだってば!!」 レンは,目の前にある横断歩道の向かい側を指さしながら母親の顔を覗き込むように見ている。 母親はレンの指さす方を,すかさず見る。 その目に映ったのは,横断歩道を小走りに渡って来る一人の男性だった。 片手を上げ優しく微笑む,その母親にとって大好きな人だった。 「あなた・・・?」 小さく呟いたにも関わらず,その男性はその問いにすぐに答えた。 「もう忘れたの?ひどいなぁ・・・。」 苦笑混じりにそう答えたのは・・・ 二人同様整った顔に,深い金色の髪。 瞳は海のような,青い目をしている。 世の中では,こうゆう人の事を“格好いい”とか,“イケメン”などと言われているのだろう。 “あなた”この言葉からして, 『親バカ母親の夫=レンの父親』と,言うことになる。 「ただいま。今回は早く帰れたんだ。」 そう口を開くのは,レンの父親だ。 苦笑が混じっているものの,その口調はしっかりしていた。 「え・・・あ・・・お帰り!!今日,早かったのね!!嬉しい!!」 溢れんばかりの,嬉しさが目で見て取れた。 そんな,二人の様子に思わずレンの顔も笑顔になる。 「おとーたん,おかえりなしゃい。」 暫しの沈黙。 「流石,オレの息子だ。可愛いなぁ・・・いや,格好いいなぁ。」 再び親バカ発言が発生した。しかし,今度はナルシスト発言もプラスされている。 もう,呆れる事さえ諦めたレンは言葉を続ける。 「おとーたん,あしたねぇ・・・どーぶつえんにいきたいなぁ。」 その言葉と共に,天使としか思えないような笑顔が放たれる。 「そーか,動物園かぁ丁度明日,行きたいと思ってたんだよな!!いやー,ホントすごく行きたかったんだ。」 息子の可愛さに,両親共にデレデレと鼻の下を伸ばしている。 そんな中,口を開いたのは母親の方だった。 「それじゃ,久々に動物園に行きましょう。お父さんは一週間ぐらい休みなんでしょ?」 母親+息子の視線を感じながら,そっと口を開いた。 「まぁ,一週間って言ってもいつ仕事が入るか分からないが・・・。」 苦笑いを浮かべながらそう言う夫に対して,妻は笑顔で答える。 「それじゃ,決定!!明日行きましょ。もし,仕事が入っても私が最後まで一緒にいるからね~。」 そんなポジティブな言葉を聞かされて夫も子も嬉しそうにしている。 きっと,こんなポジティブな正確だからこそ仕事の忙しい夫を支えられてきたのだろう。 そして,この一言で明日動物園に行くことが決定された。 次の日 ~午前~ 「おかーたん,おとーたん,ねこしゃんいないの~?」 ねこしゃん・・・。 可愛いなぁ・・・そんな事言われたら,ねこしゃんいないくても見つけないといけないじゃないか・・・。 そう,心の叫びを暴露しているのはモデルのような綺麗な顔夫婦・・・なおかつ,レンの両親だ。 この二人,どうしてこんなに美形なのか?と,言う質問を仮に作ってみるとその答えは, 父親=世界的俳優 母親=元ピアニスト などと言う,答えが返ってくる。もちろん,そんな二人の息子も美形な訳だ。 しかしながら,美形家族と言うのも良いことばかりでは無い。 父親が,俳優・・・ しかもハリウッドの映画にも出る世界的な俳優だけあって,家に返ってくるのは一ヶ月に一週間だけ。 それでも,世界的な俳優が家族の時間を一週間も作っているのは世の中もビックリだ。 他にも,俳優だけあって出かけるときはいつも変装しなくてはいけない。 もしも,変装しないものならばサインを求める人の長蛇の列ができる。 それは母親も同じ事であって,ピアニストと言う職業柄仕方がないことだった。 一般のピアニストならともかく,ここにいるのは世界的ピアノコンクールで優勝にも関わらず二十二歳と言う若さでピアノ界を引退した多くの伝説を残すピアニストだからだ。 そんな訳で,今日は変装して来ている。 ありがちなサングラスとかの変装ではなく,ダテ眼鏡に髪型をいつもと変えた感じだ。 これだけでも,周りは誰だか気づかない。世の中ちょろいもんだ。 と,ここで話がずれたが今日の朝から美形家族は動物園に来ている。 先ほどから,スーパー美少年レンが“ねこしゃん”を連呼している。 「うーん・・・,ネコって動物園にいるもんなのか?」 そう妻に質問を,繰り返す夫。 「残念ながら,ネコって動物園にいないみたい・・・。動物園なのにネコもいないなんて・・・。」 その答えを聞き,悲しそうに両親を見つめるレン。 その顔を見た途端,レンの親の方が悲しい顔になった。 しばらくして,パンフレットを眺めていた父親が口を開く。 「ネコはいないみたいだけど,大きなネコみたいな奴はいるみたいだぞ!!」 そう言ってパンフレットを指さす。 レンが,パンフレットを覗き込んで見てみるとそこには,大きなネコではなく・・・トラがいた。 トラじゃん・・・・・・。 きっと,レンはそう思ったはずだ。 凍り付く空気の中,重々しくレンが口を開く。 「わぁ・・・,ホントだぁ・・・ネコしゃんみたいだぁ・・・汗。」 ・・・・・・・・・・・・。 そんなこんなで,動物園の旅が始まった。 ~午後~ 両手いっぱいに,トラ&ネコのぬいぐるみを持ったレンはコレにないくらいご機嫌だ。 今日の朝,仕方なくトラを見にいったレンは意外なトラの可愛さに心を奪われてしまったのだ。 普通の三歳児だと怖がって泣く所だが,何故かレンはトラの迫力に感動してしまい,変なスイッチが入ってしまった。 スイッチの入ったレンの勢いは止まらず,両親に“スーパーミラクルマジカルスマイル”を送ると, 二人は無意識の内に次々と,トラ&ネコのぬいぐるみを買っていた・・・というストーリーだ。 まるで,ドラ○もんに出て来るスネ○の両親並みに過保護な両親だ。 そんな過保護な両親の使い方を知っている三歳児もビックリだ。 レンはあまりの嬉しさに母親の手を引き,走り出す。 父親は,妻と息子のそんな様子に微笑むしかなかった。 そんな和やかな時,事件は起こった。 横断歩道に差し掛かったレンは,青信号を確認し再び走り出した。 その時・・・ レンと,母親の耳に微かに聞こえた・・・ 「あぶないッ。」 の,一言。 鼓膜の破れそうなブレーキの音。 周りから聞こえる悲鳴。 そして,二人めがけて走って来る大型トラック。 二人が目覚めた所は病院だった。 後から,聞いた話。 どうして二人が生きているかと言うと,すべては5時間前に遡る。 あの時,二人めがけて大型トラックが走ってきた。その時すぐに母親は息子を抱いて,庇おうとした。 大型トラックから,子供を庇えばきっと命は無いだろう。とっさの判断に自分の命は終わったと思った。その時,レンを抱いた母親を後ろから突き飛ばした人がいた。 突き飛ばし二人を庇った人は,即死だったそうだ。 突き飛ばされたショックで,子も親も意識を無くした。 そのまま,今に至った訳だ。 その話を二人が聞かされたとき母親は泣き崩れ,息子は状況が飲み込めず母親を心配そうに見ていた。 その“突き飛ばした人”は,考えなくても分かった。 レンの父親で,レンとレンの母親の大切な人だった。 ~次の日~ 朝から,“世界的俳優事故死”のニュースで持ちきりだ。 新聞では,「妻子を庇いハリウッド俳優事故死」の見出しで一面を独占していた。 その妻と子は病院のベッドで,ズー○インを見ながら横になっていた。 結局,母親も子供も軽傷で済んだが家に返ればマスコミに捕まり大変だろうから,警察と病院の判断で今は病院にいる。 ズー○インを見ていると,いつものように羽○さんや中○さんがニュースを読んでいる。 (今までニュースで夫のことは良いことしか,なかったのに・・・どうして?これは夢?夢なの?) 夫を失った事を理解出来ない母親は,自分の頬を力強く叩いた。 ゆっくりと涙が溢れてくる。赤く腫れた頬にそっと手を当てる。 (これは,夢じゃないんだ・・・。あの人は死んだんだ・・・私があの時死んでいたら・・・あの人は生きてたんだ・・・。) 事実を理解したとき,今まで我慢していた涙がジワジワと溢れてくる。 (昨日まで一緒に笑ってたじゃない・・・?どーして?) 瞳の奥が熱くなるのを感じながら,昨日の事が走馬燈のように蘇る。 (ごめんなさい・・・私のせいで・・・あの人は・・・ごめんなさい・・・。) 心の折れる寸前,小さな声が聞こえた。 「おかーたん・・・,ごめんなしゃい・・・。」 絶望の海に沈んだ母親に,小さく謝る声があった。 空耳かとも,思えるような小さな声は頻りに誤っている。 「ごめんなしゃい。おかーたんが泣いてるのは,ぼくのしぇいでしょ・・・?」 震えているその声は,今にも泣きそうな顔のレンから発せられた。 必死に堪えている涙は,もう溢れそうだった。 「おとーたん,しんじゃったんでしょ・・・?さっき,おいしゃさんがおしえてくれた・・・。もうあえないんでしょ。」 一言一言噛み締めるように,発する言葉は弱々しく今にも折れてしまいそうだった。 「ぼくね・・・,つよくなるからね・・・おかーたんをまもれるくらい・・・つよくなるからね。」 そう言い終わった時,レンは今まで見せた事の無いぐらいに泣きじゃくった。 レンが泣き止んだ後,母親は優しく微笑み, 「もう大丈夫だからね,ごめんね・・・これからは二人で頑張ろうね,その方がお父さんも安心するしね!!」 レンは母親の笑った顔が見れて安心したのか,レンも一緒に笑った。 (私が守らないと・・・この子を守れるのは私しかいない。) 後日あった,葬式では家族を命を懸けて守った夫を父親を心から見送る事が出来た。 ~12年後~ 忘れていくお父さん・・・ 消えないで,オレの中から。

 私の家(妄想)のレン君の過去を書いてみました。
ありがちな話ですが,良かったら見てください。
投稿日時 : 2011/02/20 21:52

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