lyschu

君が泣くから、僕は君を忘れよう。
そうすれば、さびしくないでしょ？
つきあかり　ほしあかり　まちあかり
いくつものネオンに反射して、きらきら。
聞いたことあるセリフ、今度は自分で言う番がきたよ
手を繋いで歩いてみたかった。
その髪に触れてみたかった。
本音はいつも隠してた。
「ガンバレ」って、その裏...

ねぇ、眠れないの　貴方のそのピアノが無いと
ねぇ、傍に来てよ　溢れる歌をどうしたらいいの
生まれてから　ずっとずっと　その為だけに
私のナカ　渦巻いてる　リアルへの嫉妬心
振り向いて、
抱きしめて、
キスをして、
お願いよDarling
ねぇ、眠れないの　貴方のその詞(コトバ)がないと
ねぇ、此処に...

もしも貴方が　私にそんな　壊れた遊戯　望むのなら
屹度私は　欲された分だけ　この身も血も愛も　捧げるでしょう
熱帯夜　緋色の月あかり受けて
ドレスは真赤に燃えるよう
賛美の言葉は要らないわ　早く
その刃で貫いて・・・暗い暗い地下室で
そして貴方が　私にそんな　悲しい涙　見せるのなら
屹度私は　その瞬...

深紅（あか）い月夜に　響く鐘の音
今宵もひとり紅と戯れ
白い柔肌　描いた線は
音もなく雫を生むだけ
じわりじわりと寄せる波
貴女の指先と似ていた
それは七の月始め　―――
闇の中　開いた鮮やかな花を
縋るように　抱きしめたまま
抑えられない涙と伸ばせない右腕は...

朝、いつもより 少し早く目がさめた 日曜日
思いきって 口紅を変えた
どうしたの？って 気にしてほしい
白いワンピース 赤いハイヒール
風になびいた髪をそっと
震える指で 押さえて
メルト 溶けてしまいそう
好きだなんて絶対に言えない…だけど
メルト 深呼吸をして
「おはよう」、いつもみたいに笑えて...