TAKE

愛していたいなんて無理でしょう
永遠なんてナイでしょう
分かっちゃいるんだけど
愛情なんて嘘でしょう
ホントは作り話なんでしょう
誰かがつくったフィクション
戻れないなんて知らなかったふりして
今日も君を探すんだ
不器用な手で　ワガママに
君を探すんだ...

キミが僕の知らない間に
あの人と仲良くなっていた
キミが僕の知らない場所で
あの子と笑顔になっていた
全部　ウソであって欲しい
こんなに苦しいなら見たくなかったのに
愛しいキミに願うよ　消えて
僕に見せないような話し方で
笑っていたキミを
どうして見過ごせば良いかなんて...

ねぇ何故　ただ愛してるだけで　こんなに遠いの？
ねぇ何故　愛しすぎてしまうと　こんなに憎いの？
僕より有能で有望なキミが　僕は大好きだよ
でも　たまに　そんなキミが大嫌いなんだ　失望
伝わらない気持ちが　心の何かを　せき止めて
自然と距離が　身体と心　遠くなっていく　もうやめて
歪んだ想いは　思うほ...

胸の高鳴りに比例して
キミへの想いが強くなるよ
もう少しで一番キレイな景色が見える
観覧車は止まってくれない
頂上で「好き」だと言ってくれた
キミは恥ずかしそうに僕を見た
今まで返事は一度もしていない
観覧車は止まってくれない
本当はキスはキミからして欲しかった
だけど今は触れてみたいの...

僕はキミほど強くない
そう言ってたことを今謝るよ
実は知らないうちに悩んでたこと
もっと早く気づくべきだった
キミからの信号　癒してほしいって心音
分かってあげれば良かったよ
こんなにもキミが苦しいこと知った途端
涙が止まらないよ
好きなだけで　痛みが一緒に
感じられることを初めて知ったよ...

呼んでいるのかい　planet
遠いところから
気づいているよ planet
聞こえているかい
いつも夜には星が輝く
見えているか　いないかは別として
誰も知らない場所でもキミは
ちゃんと輝いてる
いつも通り過ぎて戻れなくて
こんなに想っているけど...

どこにも行かないでよ
笑って背中は押せないよ
きれいな言葉を並べて
送り出せるほど強くないよ
厳しいところも優しいところも
その姿や声全てが
愛しくて堪らないのに
一瞬触れた指先が
こんなにも悲しみを伝える
分かることもアナタの前では...

困らせてゴメンね　でもね
困らせていたいの　だって
キミが好きなんだもの
自惚れるんじゃないよ
仕方なく側に居るの　なんて
かっこよく言ってみせるの
ほら　お礼は忘れずにね
欲しいんでしょ私が
そんなに舌を這わせたって
簡単には鳴いてあげないわ...

全てを許せる　何もかも知ってる
僕で居たいよ
このまま先も　ずっと　これからも
僕は助細胞
時々　寂しくなるよ君は
特に休日の寝起き
もっとギュッてしていて欲しい
夜に散歩は日課だから
たまに早朝もいいね
そっと僕を起こして欲しい...

所詮この程度の人間ですって
大概の人間は自分をそう言うだろう
だから君も同じように口を揃える
己のことは下に見といて
相手のことは棚どころか神棚
これが全て自然　社会の不自然
周りの人間が自信をもって
己を誇らしげに魅せて
君を囲ったとしようか
そしたら君だって　いつしか...