ろろ電

p.2　　※「は」と「わ」
-よみ-
[00:32]
や　や　かれこそ　ついのひとつ と　とろじ
おとわおと　でならすわ　　しょしんにと　と あぐらかいて
ゆ　ゆ　さされた　ぼくときみわ お　なじかな
みらいわそう　なら　くつひも　はずませ
[00:46]
こわいこわいだ　うしろしょうめん
はがして...

[0:14]
匪徒のふり見て我儘を　僕らそれすら許されないのか
お口かがりて寡黙な子　閉じた歯の端で心が歪み泣いた
[0:29]
痛々しい傷跡　胸の中あるけど
「大丈夫そうだ」と　押された孤の背に
楽天家エールを　偽善者の教えを
されるがまま ただ　メシアの居ぬ間に
[0:44]
「辛くないから涙が...

A
にゃ　にゃ　猫耳　極論　　聞かなくていいなら聞かない
しっ　しっ　目だけの　会話も　　それとなくかまってほしいの？
シッ　シッ　払う手の平の　　陰に潜む顔が怖くて
にゃ　にゃ　念仏　僕らは　　なんにも見てないし聞いてない
B
「いーち」飛ばし「さーん」　　僕が抜けても続く伝言ゲーム
まだ？　解は...

夕焼け雲に　ランドセル　君の手を引き　湖畔へと
ぐるり避けて　健気な二人　迷いの気
「クラスの子には　秘密だよ　願いが叶う　絵の話」
晴れた視界　男児の前に　女の目
見つけた　白い顔　自由に　なれるはず
ご覧　坊や　瘤も　消える　こちらへおいで
泣き止んで　イタイイタイ　ほっとけない　ママはどこ
頼...

[A]
燃ゆる　葉の端　浮かぶ　模様
こより　締めて　込める　雪へ
[B]
てとて　重ねて　冷たい窓の外に姿
まだいない
[C]
飾るだけの　マフラー
色だいだい　毛糸
ほつれた穴　風が　抜ける...

誰が知ってた　あの向こう　怖くないと　噂の絵
ただ止まってた　壁伝い　いなくなってた　ひとりでに
迷い込んだ霧の中　誘う人はいないけど
「あそこに何かが見える」　口が勝手に動いてた
見張る子らは呆然と　大きく綺麗女の目
そちらからは見えるかな　背後に絶つ汝の絵
恨みぽっつり　叫喚湖　澄んでないと　膿...

[1A]
まどろみの　朝　体感は　easy　巻き戻る　夢　停止する
[1B]
今日すること　まず笑顔になるか　楽しめるか
ニコニコ無理してるなら　お布団へ
金曜午後　まで自分らしさを　なくさないで
どこどこ僕　迷子なら　スキップで　引き返して
[1S]
始めは　何マスか戻るくらいの子が　空を飛んでた...

点　たどり　結局不変
点　だろう　傍から見たなら
今　どこか　散った欠けらは
今　どこで　戻るものか
見る影も無くなった　締まりのない誓いで
残してきた者に　まだ合わせない顔
緩んだ気分　締め直し
足はまだ動く
壊れたなら　躊躇わずに
やり直してみて...

不機嫌かつ微々たる 不可解　　見合うか繕い
無愛想かつ不意打ち笑う　　価値の無いアクセサリー
可愛い口振りで　　絶対 立ち止まるなら
他愛ない会話　　もっと見直したろう
不思議ちゃん対する 常識　　好奇の目奪い
不器用かつ核心を救う　　切り札アシンメトリー
可愛くおぼつかず　　ジッと目合わせるだけで...

幸い君は擦れてないし
込めた秘密も「無関係」と
やり過ごしてた日々と同じ
見切り発車の期待澄まして
不味い、昨日は言うべきじゃない
ことまで話したのは丁度
見過ごしてきた今と同じ
代わり映えない用事済まして
わざわざと濁す掛け声
後できっとフッとさ　モヤモヤも消えるさ...

[A]
避けれぬ行事　他　逃げれぬ前夜　指差し
「コイでした」と　どうこう　青白い頬
色めくように　皆　空気の文字　指差し
「驚いた」と　動向　ニヤけ誘導
通らぬ食事　耳　傾け前夜　持ち上げ
「天才だ」と　瞳孔　見つつ確認
積まれるままに　言　口開け文字　流して
解した後　同好　おてて繋いで
[B]...

[A]
チートリードって　有利ルートって　虚しいって
あれ　度を越して　震わせる　見てみろよ
バレバレの　大根で　自己主張
それぐらいのが　見られてる　ことごとく
[B]
横目　盗み見て　得た　息苦しい嫉妬
ジト目　止まらない　旗　お前の背で見えん
[サビ1]
足踏みするのが趣味なわけ...

青い鳥飛んでる空
想像しては広めて見て
蝶があの子の本当
仮定し話 繋げてゆく
雲を動かせるとして
好みの天気だけに変えて
仮装が皆の本当
隠して話 続けてゆく
理想だけ　揃えて言った
中には「こうじゃない」不満気なキャラクター...

(A1)
消える　1人　静寂に溶けて　わずか　雲がずれたよう
掠れ　出ても　ここでは動けず　わずか　雨に跳ねた意志が
(B1)
遠くの　あの夢は　ぼやけて
揺らめく　この声は　手前で途絶え
(C1)
たゆむまま　昔と別れられない
取りこぼしてきた　悔いが残って
(S1)...