さな

やわらかな　陽射しあびて　ふぅと　目を覚ますの
背伸びをして　見上げる　きれいなそら
おはなしが　はじまるよ　いいかしら　いいわよね
はじめよう　晴れ空の　　森の中　　　物語
モーニングティー　甘いケーキ　さくさくな　クッキーもね
小鳥たちは　歌いだす　甘い時間の　森のお茶会
もう一度　おはなしが　...

「季節の終わりに咲いた花」
季節が過ぎて　ただ儚くちりゆく
静かに風に揺れるこの花は
あの時のあなた　悲しみに咲く花
記憶のあなたは　あの日の姿のままで
人ごみの中　あなたがどこかにいるようで
探して　しまうの　見つからないわかっているけど
時があなたを連れ去る　思い出だけを置いて　
二度と会えない...

星に願い、月に祈りをささげてきた私
いつか羽を広げ飛べるとずっと信じてた貴方(あなた)　
名もない花と風は舞い踊る
名もない光と雲は歌う(響いて)
空に舞い上がる大きな羽を心に
この広い大地をあなたと超えてゆけたら
他にはなにもいらないわ
私は今、貴方のために泣いているでしょう
信じてきたものが揺ら...

目もくらむ優雅な暮らし
町並みはいつもと変わりなくて
屋敷と道はさむ小さな　花屋に君はいるの
毎朝届けてくれる朝露に　染まるきれいな花束
窮屈な部屋抜け出して　今からあなたに会いに行くから
窓辺天使(まどべてんし)勇気をちょうだい　君に感謝の言葉を
誰もがうらやむ暮らし
私窓辺にほおづえをつく　空青...

夜静かに君が私を照らす
今は一人にしてほしいのに
君は私をすぐにみつけだしてしまうの
孤独で暗闇に押しつぶされそうな私を
いつも見守っててくれたんだね
ありがとう
夜静かに君は私を照らす
私には君の光が強すぎて
隠そうとした心が出てきてしまうの
弱くてもろいフラフラな私の心を...

雲濃く月隠れる　そんな日の夜だった
少女は杖片手に　夜の道を歩いてって
手足かじかみ体　冷え震えだしても
少女は立ち止まることを　許されないのだって
永遠の足枷(あしかせ)　消えることない烙印(らくいん)
夜迷少女　どこへいくの　Ah-
立ち上がれ　未だ救われなくても　いつか
暗い闇で顔を　見つから...

　　
　　光り輝くステージの上　物足りなさを感じて
　　私鏡に向かい　これでいいの?問いかけても
　　答えはわからない　探してもどこにもないの
　　見つからないだから私　歌うの
　　歌いつづければいつかきっと　きっと　かわるの
　　終わらない痛みも　喜びになる
　　歌いつつづければいつかもっともっと...

１　君の帰りを待つ　玄関先で
　　足音近づく　帰ってきた！
　　わんと吠えて　おかえりのあいさつ
　　しっぽ振ると　君はうれしそうに
　　ただいまって　僕を抱きしめてくれる
　　君はあたたかくて大好き
２　朝のめざまし鳴るけど　君は起きない
　　やれやれまたかと　体起こして　
　　わんと吠えて　おは...

《プロローグ》
　こんなところで
　なにやってんだと君はたずねる
　僕は気づかないフリして空を見上げつづけた
　すると君は前に立ち歯を見せ笑ったんだ
A)君は僕の手をつかんで走り出す
　向かう先はどうぶつえん？
　君の目はたくさんの動物に目移りして
　あっちそっちと僕をふりまわす、
　けど君は僕の手...