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猫ingラブ


星が瞬く　夜空の下で
溜息をつく私は一人

伝わらない想い
君のとなりにいるあの子私じゃないの
猫にすら笑われているような気がして……
どうでもいい

ケーキでも食べてやろうかな
熱いコーヒーに　ミルクも入れてね

甘いものは　大好きなのよ
食べ過ぎると　太っちゃうけれど
やめられないときは気付かない
自分にも甘く

クリームなめるような　なめらか甘い夢
ゆらゆらと暗闇におちてゆく
冷(覚)めた苦い　コーヒー混ざって
頭の中　君の声が響く

＊
時計のベルが鳴る　部屋に一人
君のことしか頭にはない

叶(敵)わないなんてね
前からわかっていた
どうしようもなくて
君のとなりのあの子
私より可愛いから
君の心　溶かせないままよ

ビターチョコレートの　抜け切れない苦味のよう
どれだけ甘いものを食べようと
苦さは変わらないの　どうして
頭の中　君の笑顔写る

叶(敵)わないなんてね
前からわかっていた
どうしようもなくて
猫にすら笑われている私だけどね　言っておくね
『君が好きなの』

伝わらない想い
君のとなりにいるあの子…

いつか私になれ
そのときは猫も笑えないでしょう