蒼空

a1
ただ適当に重ねた音色
焼き付いた瞳に今も
まだ透けないほどに強烈に
そこにあるんだ
引き裂いた夢も何も
欠片も残らないように
冷たく凍ってる心は
砕いてしまおう
b1...

ありふれたストーリーの
結末を知っていたんだ
たったそれだけのこと
たったそれだけのこと
でした
約束だと交わした小指と
君の言葉を信じて
初めての君の笑顔が
また見られるならと
まってまって...

a
自己嫌悪に苛まれた
いつも通りのバーチャル空間を
戦乙女(ヴァルキリー)という仮面をかぶって
ただただ食い荒らす日々
b
充電切れの携帯を
片手にぶら下げて
「ねぇ、もういいかい」
emptyな(中身のない)自問自答をして...

煌々ときらめく月と
空一杯の星たち
分厚い雲に遮られ
ここからは見えない
そのまま雨が
降ってほしいって
ひねくれた願いだけど
とても切実で
そうねわかっていた
私の役目なんて...

a
友情それは曖昧で
そんなもの信じてた？
ごめんな騙して悪かったって
これにも騙される？
b
ねえ待ってよ手を伸ばし
ちょっとぐらいいいだろうと
交わしたキスその名残が
繋ぐ二人を引き留めるよう...

握った手首の感触は
冷たくて溶けちゃいそうで
笑って手を振ろうとして
ごまかしは見破られていた
やまない雨を　　やまない
見上げ吐いた　　感傷
まぶたの裏で笑う君
きっと幻想だ
いつか
この時が終わってしまって...

やまない雨草木のにおい
とある春の夕暮れに
おどけた道化師悲鳴をあげる
「想定外の出来事だ！」
さあ
悪魔に祈り
神に乞え
移ろう時は
止まらない！
できないなんて...

教室の窓の近く
君の声聞いた
とりとめのないおしゃべり
君としたいよ
憧れたお弁当
君に作ったんだ
だけど
渡す機会なんてなくて
今日も空回り
君は明るくて...

(c)
サヨナラ
また会える日まで
陳腐な
別れの言葉
(A)
時は流れ過去は過ぎ去り
可憐な花は芽吹く
あの時の小指の感触は
とうに消え失せた...

[Ａメロ]
突然告白されました　とある学校の廊下で
「好きな人がいるから」　そう断った
どうしてそれが　嘘だってばれたのかな
「好きだからだよ」　それこそ嘘でしょ？
[Ｂメロ]
付き合うとかそんなの　面倒くさいでしょ？
一人で本を読む　それだけが望みなの
[サビ]
好きじゃないよ　君のことなんか...

〈Ａメロ〉
美しい　お姫様が
つくった　王国
生きてる　ものなどいない
意思のない　楽園
〈Ｂメロ〉
糸で操り　笑う姫
人形の国　なにもかも
作られたもの
〈サビ〉...

曇り空の下私は　なにもわからずひとりぼっちで
なにかをてにいれようと　衝動的に走り出した
幼い頃の小さな夢　私は掴みたいと望んだ
いまさら遅いけれど　私は走りたい
水溜まり飛び越えて　赤信号無視しちゃって
ああワケわかんないけど　今はただ走りたい
灰色のビルの谷間　すり抜けて走る
不意に吹いた強い　...